五十肩とよく似た肩の痛みと、その原因について…千葉県船橋市のオステオパシー整体

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千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。

 

五十肩と診断されたものの中には、実際に五十肩ではなかったものも含まれる事があります。

 

これは前回もお話したように、いろいろな病院側の事情が絡んでいて仕方のない事なのですが、
五十肩と診断されたのに比較的すぐ良くなったものは、おそらく五十肩に似た肩の痛みで、五十肩もどき的な症状だと思われます。

 

そして、この五十肩もどきの肩の痛みに比較的関連しているのが「7つの肩関節」です。

 

7つの肩関節とは、肩が機能的に動くために必要な関節の事です。

肩関節とは通常、肩甲骨と上腕骨の間の連結である肩甲上腕関節の事を言いますが、

7つの肩関節とは

◯肩甲上腕関節
◯三角筋下関節
◯肩鎖関節
◯胸鎖関節
◯胸肋関節
◯肋椎関節
◯肩甲胸郭関節

の以上7つです。

下の画像を見て頂くと、その場所が分かります。

つまり、肩が機能的に動くためにはこれらの関節がスムーズに動く必要があり、
逆に言えば、これらの関節に問題があれば、肩の機能は損なわれ、痛みに繋がるのです。

 

という事は、肋骨鎖骨背骨も肩の動きには大事なんですね。

 

皆さんも試しに、胸を凹めて背中を丸めた状態と、胸を張って背すじを伸ばした状態とでは、

背すじを伸ばした状態の方が腕を上げやすいと思いますが、
この事例は背骨…胸椎が丸まった状態だと、肩関節の動きを制限してしまう事を表しています。

 

この例のように肩関節の動きは、肩関節以外の要素によって影響を受けやすいんですね。

 

そして、五十肩と診断された方の中には、先程もお話したように「五十肩もどき」が混ざっていて、

今回紹介した7つの肩関節を含め、肩関節の動きを制限する要素を調整する事によって、比較的早く症状が回復する人もいます。

 

五十肩だからすぐ治らないかもと諦めずに、当院までご相談頂ければと思います。

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