千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
腰の痛みの中でも厄介なものに内臓由来の腰痛があります。
内臓性の腰痛は内臓に病理的な問題があったり、内臓が疲労すると発生しやいですが、
通常の腰痛より、一般的な整体の治療では治りづらいという特徴も持っています。
そこで今回は内臓由来の腰痛がなぜ治りづらいか、その理由についてお話します。
特に、背骨を矯正する施術を受けたけれども腰痛が良くならなかった人は必見です。
内臓性の腰痛が厄介な理由

内臓性の腰痛が厄介な理由は、背骨の矯正をしても全く効果がない事が多いことが挙げられます。
内臓の影響で背骨の歪みが出ている人は、背骨の矯正をしてその場では歪みも無くなり症状が軽快したとしても、
1時間も経たない内に症状や歪みが戻ってしまう傾向にあります。
ちなみにオステオパシー整体では、内臓の影響を受けた背骨は矯正してもすぐに戻りやすかったり、矯正の効果がないと言われています。
この現象は背骨から出る交感神経が関係しています。
背骨からは交感神経が出ていて、
どの背骨がどの内臓に交感神経を出すのかはある程度決まっています。

例えば、左の大腸に問題が起こると、刺激は左の大腸へ交感神経を出す、第12胸椎〜第2腰椎の中にある脊髄に伝わります。
そうすると、今度は第12胸椎〜第2腰椎から出る運動神経が刺激されます。
この神経は第12胸椎〜第2腰椎周辺の筋を支配するため、
筋の緊張で第12胸椎〜第2腰椎のいずれか、もしくは全てが歪むようになります。
このように内臓の影響で背骨が歪んでいきます。
内臓性の背骨の歪みはどうすればよいか?

内臓性の背骨の歪みは先程も言いましたが、背骨を矯正しても良くなら場合が多いので、
根本的に解決したいのでしたら
どの内臓が背骨を歪めているのか、それを見極めて調整していく事が大事になります。
もし、皆さんの中にも腰痛で背骨の矯正を行ったけれども効果がなかったという人がいましたら、当院までご連絡頂ければと思います。






