千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
女性で股関節の変形がないのに股関節の痛みを訴える人の中には、子宮の影響で痛みを発生している人がいます。
これは子宮の解剖学的位置を見ると明らかなのですが、
子宮は骨盤底筋と接していて、
そして骨盤底筋は股関節を曲げる筋肉(大腰筋、腸骨筋)と接しています。
さらに骨盤底筋は股関節を外へねじるための筋肉(内閉鎖筋)に繋がりがあります。
ですから、子宮に問題があると骨盤底筋を介して股関節の筋肉に影響を与えてしまう可能性があります。
特に子宮は子宮筋腫や更年期によるホルモンの問題によって位置異常が起こりやすいです。
そして、その影響が骨盤底筋やそれに繋がりのある股関節の筋肉の機能に大きな問題を与えます。
以上の話をまとめると、
女性の股関節の痛みは子宮筋腫や更年期などによる子宮の位置異常で発生する事がある
という事です。
このような股関節の痛みは子宮や子宮に関わる骨盤、背骨の調整が必要になって来ます。