千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
寝違いになると、首が痛いことによりこんなにも日常生活が不便だったのかと気づかされることがあります。
例えば起きる時、振り向く時、椅子に座ったり立ち上がる事も不便極まりないです。
もし、あなたがこのような寝違いの状態に不幸にもなってしまった時、どうしたらよいのでしょうか?
今回は実際に患者様から寝違いで困ったというご連絡を受けた際、紹介して効果があったセルフケア法をお伝えしたいと思います。
万人に効くわけではないですが、多くの人の助けになるはずです。
まず、寝違いでやってはいけない事
寝違いのセルフケアの前に寝違いでやってはいけない事、それをお伝えします。
それは痛い所を揉んだり押したり、ストレッチで伸ばすようなことはしないでほしいという事いです。
寝違いの場合、筋膜は微細に損傷している場合があり、その部分を揉んだり、押したり、引き伸ばせば当然損傷が広がってしまいます。
もし、切り傷が出来たら、そこを揉んだり、引き延ばしたりはしないですよね?
だから、痛い部分には触らない方が得策なのです。
どこを使ってセルフケアを行うのか?
ではどこを使って首のセルフケアを行うのでしょうか?
それは腰椎です。
首の骨と腰の骨には実は相関関係があり、腰の骨を操作することにより頸椎の状態が良くなることがあります。
特に寝違いでは首の回旋が制限され、振り向く動作が出来なくなることが多いです。
そこで今回は首の回旋動作の50%を担う頸椎1番を操作するために、そこと関連のある腰の骨である腰椎5番を使う方法をお伝えしま
実際のセルフケアの方法
では、実際にどのようにセルフケアをするのか?という事なのですが、やり方は簡単で、
腰椎の5番の左右を腰の後ろから前に片方づつ押してもらった状態で軽く首を動かしてもらい、
首が動かしやすかった方の腰を押して、そのまま5秒キープします。
もし、それで痛みが半分以上軽減したのならそれで終わりにしていただきます。やりすぎは禁物です。
やったとしても3回くらいまでにとどめておいてください。
ちなみに腰椎の5番の位置は、骨盤の後ろの一番上の出っ張りを結んだ線の真ん中に腰椎4番の骨の出っ張り(棘突起)があるので、その下の骨の出っ張りが腰椎5番の棘突起です。
その出っ張りの左右を片方づつ押していただく形となります。
もし、寝違いでお困りの際は、是非お試しくださいませ。
詳しくは動画をご覧下さい(^^)