千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
座骨神経痛の中には意外な所が原因の一端となっているものあり、
例えば座骨神経痛で
◯目が痛む時がある。
◯頭が重い。
◯顎が硬い気がする。
以上のような症状がある場合は第3頚椎が関係しているかもしれません。
座骨神経に重要な第3頚椎とは?

第3頚椎とは頚椎の上から3番目の骨になりますが、第3頚椎と座骨神経痛が関連する話をする上で重要なのが、
第3頚椎と三叉神経の関係です。
第3頚椎から出る神経は、三叉神経と繋がりがあります。
三叉神経というと、三叉神経痛という病名を聞いた事があるかもしれませんが、三叉神経痛の症状は顔面の神経に沿った痛みです。
この症状の発生は三叉神経が顔面の知覚と関係していている事に由来するのですが、さらに三叉神経は頭の一部や目、頭の脳を覆う硬膜の知覚、顎の筋肉の機能に関係があります。
つまり、第3頚椎の問題は三叉神経を刺激して目の痛みや頭の重さ、顎の筋肉の硬さを生む可能性があります。
なぜ第3頚椎が座骨神経痛に関係するのか?

では、なぜ第3頚椎が座骨神経痛に関係するのでしょうか?
まず、第3頚椎が三叉神経に影響を与えると、三叉神経の支配領域である、脳の硬膜が刺激に過敏になり、脳の硬膜が硬くなりやすくなります。
脳の硬膜が硬くなると、硬膜自体は仙骨まで繋がりがあるので、脳の硬膜が仙骨を引っ張る形となり、仙骨の歪みが生じます。
仙骨が歪めば、仙骨から出る座骨神経に影響が出てしまいます。
その結果、座骨神経痛が発生するのです。
少し難しい話になりましたが、
簡単にまとめると、
第3頚椎の問題⇒三叉神経を刺激⇒頭の硬膜が硬くなりやすくなる⇒硬膜が付着する仙骨にも影響⇒仙骨から出る座骨神経に問題がおきる⇒座骨神経痛
以上の経過をたどります。
今回のような経過で座骨神経痛を発症した人は、
三叉神経の影響で、目の痛みや頭の重さ、顎の不調も併発している可能性があります。
もし、今回の記事に自分の症状が当てはまりそうだなと思う方は、是非当院までご連絡頂ければと思います。






