千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
今回は感情と内臓の関係性についてお話いたします。
内臓の問題が腰痛や肩、首、脚の痛みなどの原因となるという話を聞いた事がある人もいるかもしれませんが、
その内臓自体は感情の影響により問題を起こす事があります。これは感情が体に影響を及ぼし、不調を起こしているパターンです。
今回はどのような感情がどの臓器に影響を与えるかについてお話していこうと思います。
特にご自分の不調が起きる前に、何かしら感情が揺さぶられる出来事があった人は今回のお話が参考になると思います。
感情と内臓の関係
感情と内臓の関連性は東洋医学によく出て来ますが、
内臓が自律神経で支配されていて、自律神経は感情にも反応しますので、生理学的に見てもこの考えは理にかなった話しではあります。
また、オステオパシーでも感情と内臓の関係性は研究されていてます。
感情と内臓の関係は次の通りです。
《肝臓 胆のう》 怒り
《心臓 小腸》 愛情 憎しみ
《膵臓 胃》 満足感 不満 腑に落ちない
《肺 大腸》 悲しみ
《腎 膀胱》 不安 恐れ
この内、胆のうに関しては心配ともリンクし、
また小腸に関しては感情の消化、吸収
大腸は感情の排出とも関連します。
このようにそれぞれの感情に対応する内臓があるのですが、
ある感情が継続的に起こっていたり、一気に引き起こされたりすると
その感情に対応する内臓に影響を与えて、体に痛みを引き起こす可能性があります。
例えば、いつも怒ってばかりいると肝臓に問題が出て、腰が痛くなるとういうような事が起こってくるのです。
感情由来の不調にどう対処していくべきか?
もし、体の痛みがではじめて出た以前に、感情を揺さぶらるような出来事があったなら、
その出来事をきっかけに対応する内臓が影響を受けて、症状を引き起こしている可能性があります。
このような場合は内臓を調整する事により、痛みが解消されることもありますが、感情がトラウマレベルで内臓にやきついていると、トラウマを開放する施術も必要になる場合があります。
以上が感情と内臓のお話になりますが、
体と心は表裏一体です。
もし、今回の話に思い当たる節があるなら、当院までご相談頂ければと思います。