千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
手首が手をつくと痛い、痛くて瓶のふたも開けられない…そんな経験をしたことがある人はいるでしょうか?
手は非常に大事な場所で、日常生活で使わざるおえない所です。
出来ればこのような痛みから解放された方が余計なストレスをため込まずに過ごせるはずです。
では、手首の痛みの原因とは何なのでしょうか?
その一つとして忘れてならないのが肘の問題です。
今日は手首の痛みと肘の関係のお話です。
なぜ手首が痛むのか?
手首が痛む理由として、その構造的問題が大きく関係します。
手首というと、いわゆる手関節と呼ばれる部分ののみの問題と思われがちですが、実際はその周辺の指や手根骨と呼ばれる手の平を構成する8個の骨、そして肘の関節に大きな問題が隠れていることが多いです。
中でも肘は重要で、前腕を構成する橈骨と尺骨という骨は手首をねじる動作に関係しています。
また、手首を親指側に曲げたり、小指側に曲げる動作にも関係しています。
これらの動作が制限されると手首を曲げ伸ばしする動作にも影響します。
肘の構造と手首
前腕を構成する橈骨、尺骨は尺骨を軸に橈骨が回旋することにより、手首の回旋を可能にしています。
それがうまくいかないと、手首のねじれの動きは多く制限されてしまいます。
また、尺骨の上を橈骨が上下に滑るように動くことにより、手首を親指側に曲げたり、小指側に曲げる動きが可能となります。
よって手首が痛む人は、この橈骨と尺骨、特に橈骨に問題を抱えているケースが多いです。
このような方は肘周辺の筋肉が硬く張って押すと痛い人が多いです。
肘の問題が解決し、筋の柔軟性が戻れば、手首の痛みは大幅に減るか、完治する可能性もあります。
肘を施術すると手首はどのくらい良くなるのか?
私の経験上、肘が問題で手首に痛みを発症している人は、症状が数か月続いていても、1回で大幅に改善する事が多いです。
そのためには、橈骨と尺骨の動きを正しく診断し、施術する必要があります。
もし、手首の痛みでお悩みでしたら、関節の細かい動きにはオステオパシーを使う先生は詳しいので、是非オステオパシーの整体院で施術を受けて頂くことをお勧めします。