千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
五十肩と整形外科で診断された症状の中には、五十肩でないものも一定数含まれる事もあります。
そのような五十肩の中には、意外な原因のものもあり、
今回はその例として脚の神経が原因で起こる五十肩様の痛みについてお話していきます。
脚の神経と肩の痛みの関係
五十肩と似た痛みの中には脚の神経が関係しているものもあり、脚の神経を調整してあげると大きく改善するものもあります。
そもそも神経は上の画像のように全身で繋がっていています。
例えば脚の神経が末梢へ引っ張られれば、腕や肩の神経も脚の末梢へ引っ張られるという現象が起きます。
腕や肩の神経が脚に引っ張られれば、当然神経が刺激されて痛みが出て来ます。
このような場合、脚の神経を調整して神経の引っ張りを無くしてあげれば、肩の痛みは改善する可能性があります。
さらに脚の座骨神経は一部自律神経を含んでいるため、自律神経の乱れでも座骨神経に影響が出て、
そして、巡り巡って肩や腕の痛みに繫がる事もあります。
特に女性は更年期に入るとホルモン分泌がアンバランスになり、自律神経も乱れやすいです。
そうなると、自律神経の乱れ→座骨神経の硬さ→肩、腕の神経が引っ張られる→肩の痛みというように、五十肩と似た痛みが発生する事もあるのです。
もし、皆さんの中で五十肩でお悩みの人がいるのなら、その症状は五十肩ではなく、脚の神経の影響で起こっている可能性もあるので、当院までご相談頂ければと思います。
