千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
今回は腰痛と股関節の関係についてお話します。
特に今回は
◯腰痛がある
◯最近歩きづらさを感じる
以上の項目に当てはまる人は参考になるお話になるので、是非最後までご覧ください。
腰痛、歩きづらさで股関節が大切な理由
腰痛の人で歩きづらさを感じる人の中には股関節がその原因となっている場合があります。
特に多いのが、股関節を伸展…わかりやすく言うと後ろに脚を蹴る動作に障害が出ている人が多いです。
人の歩行の推進力は脚を後ろに蹴る事により得られます。
ですから股関節の伸展動作に問題があると、スムーズに前へ進む事ができなくなるんですね。
このような人は股関節の伸展筋であるお尻の筋肉、大臀筋が上手く機能していないか、
もしくは股関節の伸展を制御する股関節前方の筋肉である大腰筋に問題があり、股関節の伸展に制限を与えてしまっている可能性があります。
大臀筋に問題が出ると、大臀筋は胸腰筋膜と呼ばれる腰部を覆う筋膜と繋がりがあるため、胸腰筋膜の下を通る神経、血管に影響を与えて腰に痛みを引き起こします。
また、大腰筋は腰椎を安定させるインナーマッスルとしての働きが強いので、大腰筋が弱くなると、腰が不安定になり、痛みに繋がります。
このように、股関節が伸展できない事が歩行障害、そして腰痛を発生させる要因となるんですね。
ただ、大腰筋と大殿筋は非常に緩めづらい、もしくは緊張が戻りやすい筋肉です。
それは、大殿筋、大腰筋ともにそれ自体が原因で筋肉に問題がおきているわけでなく、内臓、骨格、神経系の影響で緊張や筋力低下が起きている事もあるからです。
ですから、何が筋肉自体の問題なのか、筋肉に問題を起こしている別の要素があるのか、それを見極めて施術して行くことが大事になります。
今回のお話に当てはまると思われる人は当院まで御連絡頂ければと思います。