歩くとフワフワするめまい(PPPD)と自律神経の関係

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千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。

 

今回は前回に引き続き、持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)についてです。

 

めまいの一種であるPPPDは皆さんがイメージしているグルグル目が回ってしまうめまいとは違く、
フワフワして安定しない症状が

◯立つ、歩くなどの動きをしたとき
◯急に体を動かしたとき
◯乗り物に乗る、人ごみに押されるなどの動きが生じたとき
◯街の中にある電光掲示板の文字や動画、テレビや映画で激しい動きのあるシーンを見たとき
◯心理的ストレスを強く受けたとき

などに起きてしまうのが特徴です。

 

先程の項目にもあったようにPPPDにはストレスが大きく関係しており、中には職場の部署が変わったり、仕事を辞めると治る人もいます。

 

でも、ストレスがよほど強力でなければ施術でも改善する可能性はあります。

 

その場合、自律神経の調整が必要になるのですが、なぜ自律神経の調整が功を奏する事があるのか、私の仮説ではありますが、PPPDの発生する要因と合わせて説明していきます。

考えられるPPPDの要因

PPPDは主にストレス性に発生する症状です。

そして、ストレスに対して対応するのは自律神経になるので、当然自律神経がPPPDの発生には関与しています。

 

その中でも今回注目するのは、
後頭下筋群と、胸鎖乳突筋です。

 

後頭下筋群

後頭下筋群は首の上で頭を安定させる筋肉で、頭を水平位に保つために人体でもっとも固有受容器(バランスを取るためのセンサー)が多い筋肉になります。

胸鎖乳突筋

頭蓋骨の1つ、側頭骨から鎖骨、胸骨に付く筋肉で、脳に頭の位置情報を知らせるために多くの固有受容器が存在する筋肉です。


この2つの筋肉に共通しているのは、
頭部の位置を安定させるために固有受容器が多いという事です。

それだけ繊細で、高度なバランス能力を発揮する筋肉なのですが、
ただ、これらの筋肉は自律神経の乱れにより緊張しやすい筋肉でもあります。

 

なぜなら固有受容器が多い筋肉は交感神経が亢進すると過剰に反応してしまう性質があるからです。

 

という事は、交感神経が亢進すると後頭下筋群と胸鎖乳突筋が緊張しやすくなり、
頭部のバランスや位置感覚にバグが出て、フワフワしたり、ふらふらした症状が出やすくなる可能性があるのです。

 

また、後頭下筋群には、脳や脊髄を覆う硬膜が付くのですが、後頭下筋群に付く硬膜は迷走神経、つまり副交感神経の支配です。

ですから副交感神経に問題があっても硬膜を通して後頭下筋群は緊張しやすくなります

 

さらに、胸鎖乳突筋も副交感神経の影響を受けます。

 

胸鎖乳突筋は支配神経が副神経という神経なのですが、副神経と迷走神経は出所が一緒なので、迷走神経の問題は副神経に影響を与え、その影響がさらに胸鎖乳突筋に現れてしまいます。

 

このように交感神経にしろ、副交感神経にしろ、自律神経に問題が起これば、後頭下筋群と胸鎖乳突筋が影響を受けてPPPDが発生する可能性があるのです。

以上はあくまで解剖生理学に基づく私の推測ですが、実際に自律神経の調整がPPPDには一定の効果を示します。

 

もし、PPPDにお悩みの方がいましたら、当院までご連絡ご連絡頂ければと思います。

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