千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
前回に引き続き、熱中症後の不調のお話です。
熱中症時には頭に熱がこもりやすくなります。
これは熱を運ぶ血液循環が上手くいかないためで、
特に頭からの血液の排液が上手くいかないと、
熱中症の症状が良くなっても頭に熱がこもり続け、不調が発生するようになります。
特にデスクワークなどの頭を使う事の多い仕事の人は、頭に熱がこもったままだと脳の循環が悪いために、
余計に不調が出やすく、その後に日常に影響が出ます。
この熱中症後の不調は東洋医学的に考ると、より理解がしやすく、
人の気が集まる所である丹田は、下腹、胸、頭と3つあるのですが、
一番下の丹田は重い気、真ん中は熱い気、頭は冷たい気が集まっています。
熱中症はこの胸の熱い気が頭に登ってしまい、本来冷たい頭がクールダウンできない状態になってしまっている現象です。
特にデスクワークなどで普段より頭を酷使して使っている人は、元より頭に熱い気が集まりやすいので、熱中症の状態にもなりやすいです。
熱中症後の不調の施術では、この丹田の気のバランスを整える事も大切なアプローチの1つになります。
熱中症後の不調でお悩みの方は是非当院までご相談くださいませ。