千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
今年も非常に暑く、熱中症にかかる方が多いようです。
当院の患者様の中にも熱中症後に体調がすぐれないと訴えていた方が何人かいました。
ただ、そのような方も施術をすると良い方向へ大きく変化してくれます。
熱中症の際、どのような事が体に起きるかというと、
頭に熱がこもり、それが逃がせなくなっている状態が発生していると思われます。
頭に熱がこもるということは、熱を運ぶ血液の流れが良くないという事です。
頭の血流が上手く排液できていないわけです。
ですから、頭の排液を良くするために大きく2つの事に着目する必要があります。
まず1つ目は首と胸郭の境目の構造です。
なぜなら、この周辺に捻じれがあると心臓に向かう循環がここで途絶えてしまって、頭の血液が心臓に戻らず頭が鬱滞してしまうからです。
そして、2つ目は頭と首の境目の構造です。
この周辺に捻じれがあると頭から血流が出ていくのをここで妨げられてしまうので、頭に血液が鬱滞しやすくなります。
もちろん他にも脳や神経系やそれを包む硬膜の問題など、チェックしなければならない事はあるのですが、
この2つの構造に注意して、その状態を改善していけば、熱中症後に悩まされていた不調は良い方向へ変化していきます。
熱中症後に頭に熱がこもった状態だと、特にデスクワークなど頭を使う仕事をする際には、脳に血が集まるため、余計に不調が増長されます。
ですから、熱中症後に自分の体はおかしくなってしまったのではないかと不安に思っている方も、
その状態は誰にでも起こる可能性があり、通常なら施術で改善できる可能性がある事をご理解頂けると幸いです。
もし、熱中症後に体の不調でお悩みの方がいらっしゃいましたら、当院までご連絡くださいませ。