千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
前回、耳のつまり感と耳鳴りには上部頚椎が関連しているというお話をしました。
前回は迷走神経と上部頚椎が関係しているという話でしたが、
今回は上部頚椎が耳の症状に関係している理由として、三叉神経との関係についてお話します。
三叉神経と耳の関係

三叉神経とは顔や頭の感覚に関係する神経で、帯状疱疹などで三叉神経が侵される事により顔に痛みが出る「三叉神経痛」が三叉神経関連の疾患だと有名です。
この三叉神経がなぜ耳の症状に関係があるかというと、それは三叉神経が鼓膜の筋肉を支配しているからです。
三叉神経は耳の中の鼓膜張筋という筋肉を支配しています。
鼓膜張筋は中耳にある耳小骨(ツチ骨)を支配する筋肉で、鼓膜の張力を調整し、音の聞こえを変化させる役割があります。
具体的に言うと、大きな音がした時にこの鼓膜張筋が働き、鼓膜の張力を強める事により、音の波動が弱め、耳への過剰な刺激を防ぐ役割があります。
上部頚椎と三叉神経の関係

この三叉神経は脳幹から出るのですが、第1〜3頚椎まで走行があるため、上部頚椎に問題があると、三叉神経にまでその影響が及ぶ事があります。
三叉神経に問題が出れば、先程お話したような鼓膜張筋の働きが上手くいかなくなるため、耳のつまり感や耳鳴りの原因になる事があります。
そこで、上部頚椎の調整が耳の症状には重要になってくるのです。
まとめ

以上のように上部頚椎は耳の症状と大きく関係している場合があるのですが、
ただ、耳の症状は上部頚椎だけの問題ではなく、いろいろな要因で発生します。
時々、ネットの情報をご覧になって「〇〇を調整すればよくなるんじゃないか」と思って来院される人もいますが、自律神経の問題はどこか一つ調整すれば良くなると言う単純なものではありません。
今回の上部頚椎も耳の症状の原因の一つとして挙げているだけで、それが全てではないという事はご理解頂ければと思います。






