千葉県船橋市のオステオパシー かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
今回は足がつる症状についてのお話です。
足がつる原因はいろいろあるのですが、副腎が原因で足がつる場合があります。
特に
◯太ももの内側とふくらはぎがつりやすい
◯普段コーヒーをよく飲む
◯甘いものをよく食べる
◯ストレスを多く抱えている
このような人は、副腎が原因で足がつっている可能性があります。
そこで今回は
◯副腎が原因でなぜ足がつるのか?
◯なぜ副腎に問題が起きるのか?
◯副腎が原因て足がつる症状の対処法
以上についてお話します。
副腎が原因でなぜ足がつるのか?
なぜ副腎が原因で足がつるのでしょうか
?
それは以下の2つの事が大きく関係しています。
◯副腎の反射点はふくらはぎの真ん中にある
◯東洋医学的に副腎の反応は下肢の内側後面に影響がでる
つまり、副腎の問題は太ももの内側やふくらはぎに現れやすいんですね。
なぜ副腎に問題が起きるのか?
では、なぜ副腎の問題が起きるのでしょうか?
それは副腎の働きを考えると理解できます。
副腎はストレスに反応してアドレナリンを血中に放出し、交感神経の活動を活性化させ、ストレスに対抗するための器官です。
ですから、日常的にストレスを受け続けている人は副腎が活動し続ける事になり、
その反応が先ほどお話したふくらはぎや下肢の内側後面の筋肉に反応として現れるのです。
このような場合は、過活動している副腎の機能をニュートラルに戻してあげる事が大事になります。
副腎が原因で足がつる症状の対処法
副腎が原因で足がつる場合には
◯水を多く摂取する
◯カフェインを摂らない
◯甘いものを控える
以上を実行してください。
水を多く摂取するのは、血中のアドレナリン濃度を薄めるため、
また、カフェインを摂らないのは、カフェインの作用で交感神経を亢進させないためです。
甘いものを控えるのは、交感神経が優位な人は糖質をエネルギーとして使いやすくなるため、甘いものを非常に欲しやすくなります。
そのよう状態で甘いものを摂り続けると、交感神経優位の状態が継続しやすくなり、副腎に負担をかけてしまいます。
副腎に負担をかけないためにも甘いものは控えた方がよく、特に砂糖は血糖値を上げやすいため極力減らすことをおすすめします。
ただ、交感神経がかなり亢進している人は徒手療法で交感神経をはじめとする自律神経のシステムを安定させる事が非常に助けになります。
調整するとしたら交感神経に関連する
副腎、脳の一部(視床下部、脳下垂体)、胸椎、肋骨が有力候補です。
先日も右足ががよくつる患者様に副腎と視床下部の調整をしたところ足のつりがなくなりました。
足のつりは自律神経の乱れの現れかもしれなく、
放っておくともっと別の自律神経疾患が発生する可能性があるので、早めの対処が必要です。
もし、今回の記事を見てご自分の体の状態が気になる方がいましたら、当院までご連絡頂ければと思います。