アレルギーがある人にやってほしい検査…船橋市のオステオパシー整体

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千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。

 

もうそろそろ花粉症の季節です。

 

花粉症に限らず、アレルギー反応は非常に嫌なものですが、花粉症の人にチェックして頂きたい事が一つあります。

 

それは筋力の検査です。

 

花粉症やアレルギーを持っている人は、ある筋肉が弱くなっている可能性があります。

 

 

アレルギーと〇〇筋の関係

アレルギーになると弱くなる筋肉の一つに下腿三頭筋があります。

 

下腿三頭筋とはふくらはぎの筋肉で、つま先立ちになる時に使う筋肉です。

 

なぜこの筋肉が弱くなるとアレルギーになりやすくなるかと言えば、ふくらはぎの筋肉は下肢のリンパ循環に大きく関わり、この筋のポンプによって脚のリンパは心臓まで送られます。

 

この筋肉が弱くなると言う事はリンパ循環の不良、そして免疫系統の不良を招き、結果アレルギーを引き起こしやすい身体を作り上げてしまうものと思われます。

過去に大きなトラウマがあった人は要注意

この下腿三頭筋は肉体的なトラウマや精神的ショックによっても弱くなりやすいです。

てすから、そのような出来事があった人はアレルギーに移行する場合が多いです。

 

下腿三頭筋の検査方法

まず検査される人は壁に手をついて立ち、片足の膝を90度に曲げます。この時、つま先立ちするような形で足首を伸ばし、キープします。

そして、検査する人はその脚の膝を伸ばすように、ふくらはぎに抵抗をかけます。

この時、検査される人は膝を曲げたままキープしてください。

 

おそらく、アレルギーの人は抵抗に耐えきれなくなって、膝を伸ばしてしまうと思います。

あと膝を45度くらい曲げた状態でも同様の検査をしてください。

 

下腿三頭筋に問題があったら筋力トレーニングをすれば良いのか?

もし、検査で問題が確認されたら、下腿三頭筋の筋力トレーニングをやるといい…と言う訳ではありません。

 

そもそも下腿三頭筋はうまく使えなくなっているので、このような状態で筋力トレーニングを行っても、下腿三頭筋の機能が回復しないばかりか、余計に身体のバランスを崩してしまいます。

 

だからまずは、下腿三頭筋が使える状態に調整してあげる事が大事なのです。

 

下腿三頭筋の調整方法

下腿三頭筋を調整する方法はいろいろあるのですが、簡単な所では経絡を使う方法があります。

経絡とは東洋医学的に言えば気の通り道ですが、下腿三頭筋はその中でも三焦経という経絡と関係があります。

 

この三焦経をどうするかというと、擦れば良いです。

しかも、皮膚の上でなく、身体に触れずに経絡上をエアさすりしてください。

 

上の絵を参考に、下腿三頭筋の筋力が弱かった側の三焦経を指の方から頭に向かって3〜5回をエア擦りしてみましょう。

 

これでまた検査して、筋力が上がっていればokです。

 

暇があったら、できる限り三焦経をエア擦りして頂くことをオススメします。

 

 

これでアレルギーが少しでも改善して行けば良いですが、これだけでは改善しない人は、オステオパシーの先生の元で一度お身体を診て頂くことをオススメいたします。

 

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