五十肩と7つの肩関節の話…船橋市のオステオパシー整体

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千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。

 

五十肩や肩関節周辺の痛みはいろいろな原因が複雑に積み重なり発生する事が多いです。

 

その中でも関節に特化した話しをするなら、オステオパシー的に言う「7つの肩関節」が重要になってきます。

 

一般的に肩関節と言えば解剖学的に肩甲骨と上腕骨で構成される「肩甲上腕関節」の事を言いますが、オステオパシー医学では肩の動きに関係する関節は7つあると定義づけています。

 

つまり、結論から言うと肩関節周辺の痛みに対しては肩関節のみではなく、この7つの肩関節を見る必要があり、そうしなければいくら手を施しても肩の痛みが治らないということになります。

 

では、7つの肩関節とは一体どこなのか?今回はそのお話をしたいと思います。

7つの肩関節の定義

7つの肩関節とは肩の動きに大きく関連する関節の事なのですが、解剖学的に言えば背骨から上腕骨までを連結させている関節群の事になります。

 

肩関節は肩関節のみで動いているのではなく、背骨から肩までの動きの連動があってこそ、正常に機能します。

 

この背骨から肩までの連結のどこかが動かなくなれば、肩関節のみが頑張って動く事となるので肩関節周辺の組織が疲弊し炎症を起こしてしまうのです。

 

これが五十肩になる機転とも言えます。

7つの肩関節の位置

7つの肩関節の位置は背骨から辿ると以下の通りになります。

 

肋椎関節→胸肋関節→胸鎖関節→肩鎖関節→肩甲胸郭関節→上腕骨上関節→肩甲上腕関節

 

この関節のどこかが動かなくなると肩関節がその動きを代償しようと動きすぎるため、肩の痛みの原因となります。

 

だから、オステオパシーではこの7つの関節全てを検査し、機能障害を起こした関節にアプローチしていきます。

 

肩の痛みでお困りの方へ

もし、筋・筋膜を緩めたり、肩関節のみへの治療や施術を受けているけれども肩の痛みが良くならない方は、もっと広い視野で肩の痛みと言うものを捉える必要があるかもしれません。 

 

ここに紹介したのも一例で、肩の痛みにはたくさんの原因が在ります。

 

まずはお一人でお悩みにならず、オステオパシーの施術院にご相談して頂ければと思います。

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