座ると痛む腰痛について・・・船橋市のオステオパシー整体

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腰痛には様々な症状があります。

 

座ると痛い腰痛もその一つです。

 

このような方はデスクワーク、長時間の車の運転などが苦痛です。

新幹線や深夜の高速バスなどはまさに地獄です。

 

今回は座ると痛む腰痛についてお話をします。

<目次>
・一番腰に負担のかかる姿勢とは?
・座ると痛む腰痛の3つのポイント
・腹筋、ももの表の筋肉、大腰筋など身体の前面の筋肉の緊張。
・腰椎の変位
・股関節の筋肉の緊張

一番腰に負担のかかる姿勢とは?

突然ですがクイズです。

 

いろんな姿勢の人がいます。

 

➀立ってる人

②立位で少し前かがみな人

③座っている人

 

この中で腰に一番負担が来る人はどれでしょうか?

 

 

答えは③です。

 

実は座るという姿勢は腰が非常に緊張しやすい姿勢です。

 

股関節は屈曲の角度が70度を過ぎると腰を代償させる動きが生じます。

だから股関節をほぼ90度に曲げる座るという行為は、ダイレクトに腰に負担をかけます。

 

さらにこれに、前かがみのい姿勢が加われば・・・考えただけでも恐ろしいです。

 

座わると痛む腰痛の3つのポイント

デスクワークなどする方は前かがみになることにより膝と体の位置が近づいてきて、股関節もより深く曲がった状態になります。

 

この状態が続くと以下のような変化が体に起こります。

 

➀腹筋、ももの表の筋肉、大腰筋など身体の前面の筋肉が緊張する。

②前に倒れた身体を支えるように腰の筋肉も緊張する。

③股関節周辺も緊張する。

 

これら3つのポイントがが座ると痛む腰痛の治療で留意すべき場所となります。

 

 

腹筋、ももの表の筋肉、大腰筋など身体の前面の筋肉の緊張。

座ると痛む腰痛で悩む方は、腹筋や大腰筋や大腿四頭筋に緊張があります。

 

お腹や股関節の前側を押さえると強い圧痛があり、驚く患者様が多いです。

 

このような方は、長く座ってから立ち上がると腰がのびません・・・。
これらの筋肉に引っ張られいるために体がのびないからです

 

この場合は身体の前面の筋肉の圧痛が和らぐと腰の痛みが改善する事が多いです。

 

ただ、このような圧痛は押したり揉んだりしたりしても治りません。

オステオパシーによる神経系に働きかける手技で、身体の癖を脳が忘れてくれるように働きかけなければなりません。

 

腰椎の変位

腰部に筋肉にも緊張が生じます。

 

これらは通常、前面の筋肉が緩むと改善することが多いのですが、それでも緊張が残っているのなら、腰椎のズレが存在している可能性が高いです

 

股関節の動きを代償した腰椎に体の癖が残ってしまっているからです。

 

脊柱には複雑な動きがあります。それを検査して、手を施すことが必要になります。

股関節の筋肉の緊張

股関節には多くの筋肉があり、骨盤につながっています。

 

座位姿勢では、ずっと股関節が屈曲位を強制されるので、周辺の筋肉が緊張しやすくなります。

 

特に小殿筋と言われる臀部の外側の筋は、座位の時、お尻や下肢が痛む原因となる筋として、重要な筋になります

 

このような方は検査で股関節の固さに気付かされる方が多いです。


腰痛のほとんどが普段の姿勢による影響が大きいです。

 

だから当院での施術に加えて、普段から座位で腰が前かがみにならないように、ご自分でも姿勢に気を付ける必要があります。

座位での長時間の仕事でも、時々立って歩いたりして股関節周辺を固くしない心掛けが必要となります。

 

もしあなたが座って痛む腰痛にお悩みなら、お電話やお問い合わせフォームまでお気軽にご相談くださいませ。

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