期間限定公開!!自分で探す腰痛のテンダーポイント!

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皆さんはテンダーポイントをご存知でしょうか?

 

テンダーポイントとはオステオパシーでは「痛みの隠れた原因」として注目されているポイントです。

この治療ポイントに手を施すことにより、痛みや症状の大きな改善を期待できます

 

テンダーポイントには以下のような特徴があります。

ポイントは押すと圧痛がある。

普段は痛くないのに、押すと痛みがあるので皆さん驚きます。

 

ポイントは症状や痛みと反対側にあることが多い。

ポイントのほとんどが痛みや症状の部位と反対側にがあります。これが「痛みの隠れた原因」たる所以です。(例:肩の後ろの痛みに対して、テンダーポイントは肩の前にあることがあります)

 

ポイントの圧痛が消失すれば、痛みや症状が改善する可能性がある

ポイントは治療点として有効です。ポイントの圧痛が消失すると、痛みや症状の大幅な改善が期待できます。

 

ポイントの治療には、オステオパシーによるアプローチが必要。

ポイントの圧痛は押したり揉んだりしても消失しません。なぜなら、この圧痛は体の癖が神経を興奮させ、組織を緊張させているので、神経にアプローチしない限り消失しないのです。オステオパシーによる手技が唯一の助けになります。

今回紹介するのは下の画像にある6つのテンダーポイントと腹部のテンダーポイントについてです。

これらは腰痛のテンダーポイントのごく一部ですが、体の前側にあるので、自分で探すには非常に有効なポイントです

実際、これらのポイントに圧痛があると、「腰が痛いのに体の前側に原因が・・・」と驚かれる方が多いです。

では、早速探してみましょう!

 

ポイント①

 

骨盤の外側上縁を上から下へ矢印の方へ押します。

ポイント②

 

骨盤の上縁から指でたどっていくと、前方に飛び出した出っ張りがあります。その出っ張った骨の内側に沿って、自分の後方に向かい押していきます。

ポイント③

 

ここ少し探すのが難しいのですが、②の骨盤の出っ張りからさらに4センチほど下方に小さな骨の突起があります。
その突起の内側、外側、下方をそれぞれ自分の後方に向けて押します。

ポイント④

 

へそに手のひらを当て、そのまま下へ滑らせると恥骨に当たります。そして恥骨の前面を後方に向けて押します。

ポイント⑤

 

恥骨の上縁に指を置き、矢印の方向に上から下へ向かい押します。少しづつ外側にずれながら、恥骨の上縁をくまなく押してみましょう。

 

ポイント⑥

 

②の骨盤の出っ張りより、5センチ内方のところを後方に向けて押します。

 

腹部のポイント
腹部のポイントは、お腹の正中と腹筋の外側に沿って存在します。ただ、お腹の圧痛点は内臓の反射であることも多いので、判別が必要です。

 

いかがでしたか?

あなたのテンダーポイントは見つかったでしょうか?

ここに紹介していないテンダーポイントもあり、お尻周辺、胸の真ん中、肋骨の上と、もしあなたが体を触ってみて「痛っ!」と思うポイントがあるなら、もしかしてそれはテンダーポイントかもしれんません。

 

ちなみにテンダーポイントはカウンターストレインという手技を行うと、たちどころに圧痛が消失し、痛みや症状の改善につながります!

(「カウンターストレインについてもっと知りたい!」という方はこちら→オステオパシーの治療法について

 

もしここで示した圧痛点以外にも体の思いも寄らぬところに圧痛がありなら、すぐにでも当院にご連絡下さい。

 

オステオパシーの治療が、あなたの腰痛改善のお役に立てるはずです!!