西船橋オステオパシーかげん鍼灸院・整体院の坪井です。
前回に引き続きですが、機能性ディスペプシアのお話です。(前回の記事はこちら)
原因不明の胃の病気である機能性ディスペプシアは、
自律神経、特に交感神経の問題で引き起こされるというお話をしました。
交感神経は激しく動いたりする時に働く神経。
本来は、外敵から身を守るために必死で逃げたり、相手を攻撃したりと極度の緊張を強いられる時に働く神経です。
このような時は激しく動くために酸素を取り入れたいので、
心臓や肺がフル活動して
一方で消化器系が抑制されます。
つまり、交感神経優位=消化器系の働き↓となるのです。
現代社会の人々は、仕事の時間も長く、人間関係も複雑なので、
常にストレスを受け、心身ともに緊張状態です。
このような状態が続けば交感神経が興奮しっぱなしなので、消化器系は抑制され、しまいには不利益な症状にさらされることになるのです。
この出来事が胃に起こったのが機能性ディスペプシアです。
この機能性ディスペプシアを軽快させるにはどうしたら良いのか?
それは交感神経を抑制することです。
それでは交感神経を抑制するには何をすべきか?
その秘密は「背骨」にあります。
だから今回は背骨を利用したセルフケアを紹介します。
この方法はほんの一例にすぎないので、もしかしたら合わない方もいるかもしれません。
でも、この動画で救われる方が少しでもいてくれればと思います。