自分で調べる姿勢と歪み・・・船橋市のオステオパシー整体

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西船橋オステオパシー かげん鍼灸院・整体院です。

 

あなたは自分の姿勢について気にしたことはあるでしょうか?

 

お客様の中でも、写真や鏡に写った自分の姿勢を気になさる方が多いです。

 

姿勢は日ごろの積み重ねです。

 

悪い姿勢も日ごろの癖により起こるなら、良い姿勢も日ごろの努力によりなしえるのです。

 

今回は、自分の姿勢の見分け方と、その対処法についてお話します。

<目次>
・姿勢の種類
・姿勢を判別する方法
・姿勢を改善する運動法

 

 

姿勢の種類

姿勢は単純に分ければ、以下の3種類に分かれます。全て重心の位置を基準としています。

 

前後型・・・前か後ろ、いずれかに重心が移動しているタイプ

左右型・・・右か左に重心が移動しているタイプ

回旋型・・・右か左に体が捻じれているタイプ。

 

この3つが単独で起こることもあれば、混合して起こる場合もあります。

ただ、混合していても優位性はあるので、一番顕著に表れている姿勢について注目していけば大丈夫です。

 

前後型はの前重心タイプは横から見ると前方に体が傾いていて胸が張っており、後ろ重心タイプは後ろに体が傾いていて、背中は丸まっています。両者とも頭を良く使う傾向があり、その疲れが体に出やすいです。

 

左右型の左重心タイプは左に体が傾いており、右重心タイプは右に体が倒れています。このタイプは消化器系の問題が体に影響します。

 

回旋型の左回旋タイプは左に体が捻じれていて、右回旋タイプは右に体が捻じれています。このタイプは泌尿器系に問題が出やすいです。

 

姿勢を判別する方法

自分の姿勢を判別する方法はシンプルです。

 

足元にテープなどで十字に印をつけて、その真中に足先が来るように立ちます。

 

そして、目をつむり、10秒間その場で足踏みします。

 

その場で足踏みできる人はほぼ皆無で、皆さん元の位置よりずれたところに立っています。

 

この位置により、体の重心を割り出します。

 

前重心タイプ・・・元の位置より前方に立っています。

後重心タイプ・・・元の位置より後方に立っています。

左重心タイプ・・・元の位置より左側に立っています。

右重心タイプ・・・元の位置より右側に立っています。

右回旋タイプ・・・元の位置より右に足先が向いています。

左回旋タイプ・・・元の位置より左に足先が向いています。

 

このようにタイプの振り分けは簡単です。

ご自分がその場で歩けない事に皆さま驚きます。

 

これが分かれば後はタイプ別に簡単な体操を行っていきます。

 

 

姿勢を改善する運動法

前重心タイプ・・・5メートルくらいの距離を踵歩きで3往復します。

後重心タイプ・・・5メートルくらいの距離をつま先歩きで3往復します。

左重心タイプ・・・3回左側へ側屈運動をして、そのあと右へ1回、側屈運動をします。

右重心タイプ・・・3回右側へ側屈運動をして、そのあと左へ1回、側屈運動をします。

左回旋タイプ・・・3回左側へ回旋運動をして、そのあと右へ1回、回旋運動をします。

左回旋タイプ・・・3回左側へ回旋運動をして、そのあと右へ1回、回旋運動をします。

 

自分のタイプの運動を1週間継続して、また、重心の検査をしてみてください。

 

それでほぼずれない位置で足踏みが出来るかもしれませんし、違う重心位置に体が動くかもしれません。

 

重心位置が変わったのなら、隠れていたものが現れたと考えていいです。

 

その時はまた1週間、新しい重心に合わせた運動を行ってください。

 

小さなことですが、姿勢の改善に効果があるはずです。

 

これで痛みや症状も軽減する場合もあります。

 

是非お試しください。