千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
右肩、首の痛みでお悩み方で
◯右肩が前に出ている
◯マッサージをしても良くならない
◯右の背中も時々痛くなる
◯お酒をよく飲む、もしくはお酒に弱い
◯強い心理的ストレスにさらされている
◯右の胸のを押すと痛い所が
このような人は肝臓が原因で痛みが出ているかもしれません。
肝臓は胸郭の右下を中心に大きく存在する臓器で、
機能的には主に栄養の吸収・分解、解毒、免疫など多くの役割を持つ臓器です。
肝臓に問題があると、
肝臓の循環が悪くなり鬱滞して重くなるので、肝臓が下がってきます。
そうすると右肩や首が肝臓に引っ張られて、常に緊張状態になるので、首や肩の痛みが起こりやすくなります。
また、肝臓の問題は
右胸の前側、右の第2肋骨上に反射点として現れます(反射点は押すと痛みがあります)。
そして反射点の影響は、右第2肋骨にも歪みや機能的な問題を与えます。
第2肋骨に問題がでると、そこには後斜角筋という首の筋肉がつくので首も痛くなるし、
小胸筋という巻き肩の原因となる筋肉も付着するので、右肩が極端に前側に出るようになります。
肩が前に出ると、常に背中側は伸ばされてテンションがかかるので、痛みが出やすくなります。
このように肝臓の問題は、右の首、肩の痛みを発生させやすくなるのです。
では、肝臓が問題で右の首、肩が痛くなりやすい人はどのような人かというと、
やはり、お酒を良く飲んで、肝臓の解毒機能に負担をかけている人、もしくはお酒に弱く、元から解毒機能が弱い人です。
また、ストレスを強く受けている人は、免疫系が強く反応しやすくなるため、肝臓にも負担がかかります。
このような人は右首、肩の痛みが肝臓が原因で起こっている事を考慮にいれた方がいいかもしれません。