千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
前回、自律神経の問題が猫背を引き起す一例を紹介しました。
今回は呼吸との関連から自律神経と猫背の関係についてお話しようと思います。
自律神経と呼吸の関連
呼吸は無意識で行われる運動で、自律神経によってコントロールされています。
もちろん呼吸は自律神経の機能の中でも意識的にコントロールできる部分ではありますが、
普段の呼吸を意識して行っている人はいないと思います。
呼吸と自律神経の関係性でも注目すべき所は、
支配する自律神経の種類によって、その働きが変化するという事です。
前回、自律神経は下の画像のように3つの神経によりコントロールされているとお話しました。

この内、腹側迷走神経が優位に働くと、肺の細気管支は拡張し息が吸いやすくなり、
背側迷走神経が働くと、肺の細気管支は収縮し息が吸いづらくなります。
特にストレスを強いストレスを受け続けた人は最終的に背側迷走神経が優位に働く事になるので、
息は吸いづらくなり、吐く方が優位になります。
こうなると、通常呼吸がスムーズにいっているのであれば、横隔膜のみの動きで呼吸をまかなえるのですが、
背側迷走神経が強く働き吐く方が優位になると、息を吸うのにはより強い努力が必要となるため、横隔膜以外の筋肉が強く働くようになります。
なぜ呼吸の乱れにより猫背になるのか?
背側迷走神経が働き、呼気が優位になると横隔膜以外の筋肉で頑張って息を吸うという反応が身体に起きます。
その時に働く主な筋肉は下の画像の通りです。
これらの筋肉が背側迷走神経が優位にある状態では過剰に働き、緊張してくる事が考えられます。

例えば、小胸筋、前鋸筋が緊張すれば、肩甲骨が前に出て巻き肩の姿勢になりますし、
胸鎖乳突筋や斜角筋が緊張すれば頭が前に出て首猫背の原因となります。
そして、これらの動きは胸椎の丸み…後弯を強くするので、猫背を作り上げてしまうのです。
このように、自律神経により呼吸が乱されると猫背になりやすくなります。
猫背になると胸郭全体の動きが失われ、運動機能の欠如により肩や首、腰などの痛みの原因になるばかりか、
胸椎から出る交感神経も刺激され、内臓の不調やその他の自律神経の絡みの症状にも繋がります。
もし、あなたが猫背で何かしらの痛みや症状をお持ちなら、自律神経の調整が助けになるかもしれません。
当院では自律神経の調整を行っておりますので、興味のある方はご連絡くださいませ。






