尾てい骨の痛みについて・・・船橋市のオステオパシー整体

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尾骨とは尻尾の名残といわれる骨で、骨盤の仙骨の先の方についています。

 

この骨は3~6個の小さな骨の集まりです。

 

この尾骨が座位や仰向けで痛むことがあります

 

 

尾骨の痛みにはいろいろな理由があります。

 

例えばに尻もちをついたときには、仙骨と尾骨の間の関節「仙尾関節」にズレが生じることがあります。この場合は仙尾関節に直接アプローチするのが有効です。

 

しかし、身に覚えがないうちに尾骨が痛くなることがあります。

 

なぜこのようなことが起きるのでしょうか?

<目次>
・尾骨が痛くなる理由
・尾骨より仙骨が大事
・まとめ

 

尾骨が痛くなる理由

尾骨が痛くなる理由として挙げられるのが、姿勢の悪さです。

尾骨の痛みを訴える方は下の絵のような姿勢をとります。

本来、人は坐骨で座ります。

このように体を丸めた姿勢をとると、骨盤が後ろに傾き座骨で座れず、尾骨が座椅子に当たりやすい形になります。

下の絵の前傾と後傾の骨盤を見ると分かると思いますが、後傾の骨盤の方が尾骨が下に落ちているのがわかると思います。

骨盤の前傾、後傾

 

 

尾骨より仙骨が大事

おそらく尾骨が痛むほどの状態の方は、仙骨のズレが大きく尾骨の痛みに関わっていると思われます。

 

このような方は仙骨が後屈し、さらに左右どちらかに引っ張られている可能性があります。

 

特に、寛骨と仙骨をつなぐ2つの靭帯がオステオパシーでは尾骨の痛みに大きく関わっているとされています。

この靭帯は仙骨を引っ張り、尾骨を左右にずらします。

赤い線が尾骨痛に関連する靭帯の位置です。

 

靭帯は押してもなかなか緩まないので、オステオパシーの手技が非常に役に立ちます。

 

これらの靭帯を緩めると、尾骨の痛むの軽減に大きく貢献します

 

もちろん尾骨で座らないように、普段の姿勢の心がけも必要です。

 

まとめ

尾骨が痛い方は、姿勢よく座りたくても座れない方が多いです。

 

悪い姿勢が癖となって体に染みついてしまっているからです。

 

このような方は一度、体に良い状態を覚えさせてから正しい姿勢を心がけると有効です。

 

そのためにも骨盤周辺だけでなく、 姿勢改善のために腰椎、胸郭をはじめ、全身を施術していく必要があります。

 

そして、良い姿勢で座れるようになれば、自然と尾骨の痛みは改善していくはずです。