千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
今回は五十肩を含む、肩の痛みに関するお話です。
五十肩もそうですが、肩の痛みの中には病院でも原因が不明なものも多いです。
本来五十肩は肩関節周囲炎と呼ばれ、肩関節周囲の組織に炎症がある状態なのですが、
年齢と肩の痛み方の特徴から、詳細な検査は省いて五十肩と診断される事も多く、
実の所、五十肩と診断されている人の中には厳密に言えば五十肩でない人もいます。
このような方は五十肩用の治療を行われても、一向に肩が良くならないという状態になってしまいます。
そんな「なんちゃって五十肩」の中には、
自律神経の緊張が強く、肩に痛みが発生している人もいます。
自律神経が緊張している人は検査をすれば、対象となる神経が伸びないので、すぐにわかります。
特に肩の痛みでは、
腕の神経の一つ、正中神経が伸びづらいです。
なぜなら、腕の神経の中でも自律神経が豊富だからです。
そして、自律神経が緊張している人は、もれなく腕だけでなく、脚の神経も緊張しています。
つまり、全身の神経が緊張してガチガチなんですね。
そんな状態では神経が伸びず、体が縮こまった状態なので、当然腕や肩も動きづらくなります。
このような状態で腕や肩を使い続けると組織が疲弊して痛みが発生するようになります。
だからこの場合は、まず自律神経の緊張を解いてあげて、全身の神経が柔らかく動くようにしてあげる必要があります。
これだけでも肩の痛みはだいぶ楽になります。
このように当院では肩の痛みに対して肩だけに囚われず、全身を検査して、そして症状を改善していきます。
もし、なかなか五十肩を含む肩の痛みが楽にならないという方がいましたら、当院までご連絡ください。