オステオパシーの施術は全身治療です。
体中に波及効果があり、思わぬところが良くなることがあります。
その中でもよく患者様に言われるのは、「視界が明るくなった」「目が開くようになった」というお言葉です。
視界を狭くする要素はたくさんありますが、気を付けなければならないものの一つとして、肝臓の影響があります。
・肝臓と目の関係
・ストレスは肝臓に負担をかけます
・まとめ
◎肝臓と目の関係
肝臓は東洋医学的にも目に関係しますが、肝臓の疲労により、視力に影響が出ることがあります。
オステオパシーでも目と肝臓の関係に着目しています。
西洋医学的にそのつながりははっきりしていませんが、実際に肝臓の施術をするとほとんどの方が視力に変化が出ます。
おそらく、肝臓には造血作用もあり、肝臓の治療により血流が増加するためだと思われます。
◎ストレスは肝臓に負担をかけます
心身ともにストレスを受けると、肝臓が反応します。
肝臓は免疫にも関与するため、ストレスに対して過敏なのです。
肝臓に負担のある方は目が眠そうで、顔も血流が悪く、暗い感じがします。
しかし、肝臓が活性化すると目が開きやすくなり、視力もよくなり顔色もよくなります。
さらに腹部内臓で最も大事な臓器とされる肝臓は、他の消化器官にもいい影響を及ぼします。
また、肝臓の施術により、腰痛や五十肩が改善することもあります。
◎まとめ
「肝心かなめ」とはよく言ったものですが、肝臓は健康に過ごすためには特に大事な臓器です。
普段からお酒や糖質、脂肪の多いものを摂取する人は特に要注意です。
ストレスを発散しているつもりでも、肝臓に負担をかければ、いつかは自分にそのしっぺ返しがくるのです。
毎日とは言わないので、肝臓をいたわってあげましょう。
肝臓は臓器の中でも数少ない「冷やす方がよい」臓器です。
肝臓の裏側に冷えピタなどを貼って冷やしてあげるとよい場合もあります。
ぜひお試しくださいませ。