千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
腰椎椎間板ヘルニアの座骨神経痛で重要なのが、お腹の筋肉です。
名前は大腰筋といいます。
腰椎から大腿骨につく筋肉です。
この筋肉は腰痛にも非常に重要で、治療家の間では知らない人がいない筋肉なのですが、
意外にも大腰筋の作用について正確にあまり知られていません。
一般的な解剖学では大腰筋は股関節を曲げる、骨盤を前傾させる作用があると言われていますが、
実は大腰筋はそのような大きな運動に関与する働きは少なく、
メインは腰椎を安定させるインナーマッスルとしての働きだそうです。
つまり、重力下で腰が安定するように常に頑張っているのですが、
腰椎椎間板ヘルニアの人はこの大腰筋がうまく使えないため腰が不安定な人が多いです。
腰が不安定になれば椎間板にも負担が来やすいので、座骨神経痛などの症状が出やすくなります。
そこで、大腰筋の機能を回復させて使えるようにする必要があります。
もちろんエクササイズも大事ですが、ヘルニアの人は運動が不安な人も多いので、徒手的に大腰筋を調整してあげると良いです。
この他にも腰椎椎間板ヘルニアを軽快させるにはいくつかの調整のポイントがあります。
腰椎椎間板ヘルニアでお困りの方は当院までご相談くださいませ。
