西船橋オステオパシー かげん鍼灸院・整体院です。
なかなか治らない腰痛でお困りのあなた。
あなたの腰痛のポイントはどこなのでしょうか?
今回から不定期で、腰痛を治すための見逃しやすいポイントを分かりやすく説明したいと思います。
もし、「これは自分に当てはまる」と思ったのなら、あなたの腰痛は良くなる可能性があります。
まずはご自分で確認してみてみましょう。
・今回のポイントは?
・腰だけが、腰痛の原因とは限りません
・なぜこのような歪みが出てしまうのか?
・オステオパシーでの治療
・まとめ
◎今回のポイントは?
今回の腰痛のポイントはここです。
脇腹の骨盤の上のところです。
ここを骨盤に向かい矢印の方向に向かい、足方へ押していきます。
この時ここに圧痛があるなら、あなたの腰痛の原因は腰ではなく、胸椎にあるかもしれません。
◎腰だけが、腰痛の原因とは限りません
この脇腹の圧痛点は、胸椎12番の歪みを表す部位としてオステオパシーでは知られています。
胸椎の12番とはこの部分です。
胸椎の12番は腰椎と胸椎の移行部にあり、関節の形も特殊で、動きが硬くなりやすい椎骨です。
胸椎12番は神経や筋肉の付着から、腹筋や腰方形筋、大腰筋など腰の主要な筋肉に関係します。
つまり、この椎骨一つのズレにより、多くの腰の筋肉に影響が出るという事なのです。
この部分に問題が起こると、体を横に側屈したり、回旋するときに痛みが発生する人が多いです。
◎なぜこのような歪みが出てしまうのか?
なぜこのような痛みが出てしまうのでしょうか?
それにはもちろんあなたの日ごろの癖が反映されています。
例えばこのような姿勢で本を読んだり作業する方は要注意です。
この姿勢だと、胸椎の12番が前に倒れたまま固定されます。
この体の癖が腰痛を生む要因となってしまうのです。
◎オステオパシーでの治療
癖は、体がその形になるように体の反射が達成されてしまった状態です。
このように反射が達成された部分は何度かブログの記事でも書いていますが、押したりもんだりしても解消しません。
今回紹介した脇腹の圧痛点も同様です。
このような部位には、神経の興奮を鎮静化させるアプローチが有効です。
神経が鎮静化すると、組織が柔らかくなり、循環不良だった血行も良くなります。そして、組織の回復に大いに貢献します。
神経を鎮静化するには、患者様が「楽な」位置に体を持って行ってあげると有効です。
この圧痛点の治療は安全で効果的で、医学的にも証明されている施術方法ですので、安心して受けて頂くことが出来ます。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか?
圧痛点は痛みの原因を教えてくれるサインとして、非常に有効な部位です。
腰痛に関連する圧痛部位は、この他にもたくさん存在します。
また、機会があればご紹介したいと思います。
もし、紹介した圧痛点に痛みがあるなら、どうぞ当院にお気軽にご相談くださいませ。