千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
本日は顎関節症のお話です。
現代社会はストレス過多なために歯の食いしばりが無意識に起こりやすく、顎関節症になる人が増加しています。
そんなわけで、顎関節症は程度によりますが、非常に多い症状になります。
無症状の方の中にも、実際口を開けると開けづらい「隠れ顎関節症」の人もいます。
顎関節症の症状
顎関節症の症状としては、
◆口を開けると痛い
◆開ける時にガキガキ骨がこすれる音がする
◆痛みはないが口を開けづらい
◆閉じる時にも痛みが出る
などが特徴的です。
4つ目はあまり無い症状なのですが、先ほども言いましたが痛みが無くても開口制限のある人はたくさんいます。
顎関節症の原因
顎関節症の原因はいろいろ言われていますが、
○咀嚼筋と呼ばれる噛む筋肉の機能異常
○側頭骨などの頭蓋骨の歪み
○股関節の問題
○足関節の問題
○内臓の機能異常
などがあります。
1番目は良く知られている所ではありますが、そこから下はオステオパシー的に見た見解になります。
そして、この他にもう一つ、とても大事な場所があります。
それは頚椎です。
首の骨の問題は頭蓋骨を歪め、顎関節に異常を引き起こす可能性があります。
例えばあなたが口の開きづらさがあるのなら、首を左右に捻ったり、首を横に傾けた状態で口を開けてみてください。
おそらく、首の方向によっては、より口が開けづらい状態ができるのではないのでしょうか?
これは、頚椎の捻じれが顎に影響したからであって、この場合は首に顎関節症の原因が隠れている可能性があります。
以前、5年来の顎関節症の患者様も問題が首にあり、頚椎を一つ調整したら一回で良くなり、それ以来再発していません。
この方もそうでしたが、過去に交通事故でムチウチの経験があるとか、首を大きく痛めた事がある方は要注意です。
このように、顎関節症は顎以外の様々な理由から引き起こされる症状ですので、患部だけにとらわれるといつまでたっても治らないという状態になりかねません。
もし、顎関節症でお悩みなら、お近くのオステオパシーの整体院にご連絡くださいませ(^^)
きっと、痛みの原因を見つけてくれるはずです。