千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
昨年の年末にめまいの方が多く来院されましたが、
その中でも比較的多かったのが、肝臓が原因でめまいを起こしている方でした。
めまいに肝臓が関係している話しなど、おそらくあまり聞いた事はないと思いますが、
実際に肝臓に関係がある場所を調整した所、症状は改善しました。
皆様それから3回程通って来て頂いてますが、少しフワッとする事はあっても、日常に支障がないくらい回復しています。中には耳石の問題がある人もいますが、同様に改善しています。
でも、なぜ肝臓がめまいに関係しているのでしょうか?
肝臓がなぜめまいの原因となるのか?
肝臓にめまいが関係する理由として、肝臓が人体最大の臓器と言うことと関係します。
わかりやすく言えば、肝臓は重いため、
循環不良などでうっ滞してさらに重さを増すと、頭を含む体全体が肝臓にひっぱられる形となります。
肝臓に頭をがひっばられるという事は、頭は肝臓の方向、右に傾いてしまいます。
そうなれば目線は当然右に傾きます。
そもそも人間の体は目線をまっすぐにするように体を保っています。
それは目線が斜めになると平衡感覚が保てなくなり、ふらついてしまうからです。
だから、いくら背骨を歪ませようとも、目線だけはまっすぐになるようにバランスをとります。これを代償作用といいます。
しかし、その代償作用の許容範囲を越える力が働いてしまうと、目線はまっすぐ保てなくなり、
その結果、平衡感覚は崩れてめまいを起こすのです
肝臓性のめまいがある人の特徴
このような肝臓が起因でめまいが出る人は、目のまわりが黒く落ち窪んでいる人が多いです。
おそらく肝臓は東洋医学的に目に関係しますので、肝臓の影響が目の周辺に現れたものだと思われます。
年末になぜ肝臓性のめまいが発生したのか?
肝臓によるめまいは肝臓が疲れている、肝臓に病理的な問題がある人ともに起こりやすい現象なのですが、
年末に起こったのは、ストレスの影響だと思われます。
年末の慌ただしい中で、1番弱い臓器にストレスがかかったのでしょうが、それが肝臓だったのでしょう。
皆様、年末ですがお酒を特に多く飲んだわけでもないです。
しかし、普段からお薬を飲んでいるため、肝臓には負担がきやすい状態ではありました。
疲れていた肝臓がストレスにより、音を上げてしまったと言うことになります。
このように、めまいは意外な理由から起こる事もあります。
しっかり検査しなければ、その原因はわかりませんので、めまいでお悩みの方はまずは病院に行き、そして、良くならなければオステオパシーの整体院で検査、施術をして頂く事をオススメします。