船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
夏真っ盛りの今日この頃、
この時期ならではの症状が発生しやすくなっています。
それは首や肩の凝りです。
実は最近私自身が首がガチガチに張ってしまい、何が原因か探したところ、
夏ならではのある部分が問題で首に問題が発生していました。
本日は夏に多い首肩の痛みについて、2回に分けてその原因とセルフケアについてお話していきます。
なぜ夏に首肩が痛くなるのか?
この時期は汗もかき、常に水分不足の危険性が伴います。
特に、熱中症には要注意ですが、熱中症の他に気を付けなければならないのが、首肩の痛みです。
この症状は水分不足で起こるのですが、実は水分不足になると僧帽筋と呼ばれる筋が緊張します。
僧帽筋は肩から首にかけて走行する筋肉で、肩こりの原因ともいわれる筋肉です。
つまり、汗をかけばかく程、肩や首に痛みが出る可能性が出てくるのです。
なぜ僧帽筋が水に反応するのか?
なぜ僧帽筋が水分と反応するのかというと、それは僧帽筋は腎臓と関係が深い筋肉だからです。
腎臓は水が足りないと、老廃物をろ過して尿として排泄するときに非常に負担がかかります。
だから、水分不足で腎臓に影響が出ると僧帽筋が硬くなるのです。
夏場の冷房も要注意!
また、夏場は職場の冷房がガンガンにかかっている所もあったりしますが、そのような状態では腎臓が冷えやすくなります。
内臓の中でも腎臓は特に冷やしてはいけない臓器の一つです。
ですから、冷房と水分不足のダブルパンチで肩首が余計に硬くなってくるのです。
夏場の首肩の痛みにを改善するには?
まず、水分をとること、そして、この水分は純粋に水がいいです。
カフェイン飲料は交感神経を挙げるので、腎臓に負担をかけるのでご法度です。
後は腎臓を温める事も重要です。
デスクワークや車に長時間乗る方は、腰にブランケットなどを巻いて対処するといいかもしれません。
あと、夜中寝ている時も汗をかくとそれによって腰周辺が冷えて腎臓の冷えにつながります。
腰の下にタオルをひいて、汗を吸収しやすい状態にしておくといいでしょう。
まとめ
この時期は腎臓にとりわけ負担が来やすい時期ですので、首肩の痛みが出やすいです。
そして、それは同時に水分不足と腎臓への負担のサインだと思っていただくといいです。
熱中症を防ぐ意味でも、首肩が痛かったら、水分を良くとるように気を付けましょう!
次回は首肩のための腎臓のセルフケアについて紹介いたしますので、ご期待くださいませ(^^)