千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
膝の痛みには様々な原因がありますが、治りづらい痛みや施術しても繰り返す痛みには内臓の問題が隠れている所があります。
特に膝では、大腸に問題がある人は症状が戻りやすくなる人が多いです。
それはなぜでしょうか?
大腸と膝の関係
大腸と膝の痛みにどうして関係があるかといえば、大腸の反射点がちょうど太ももの外側前側にあり、その影響で太ももの筋に影響が出て膝の出力がうまく発揮されなくなるからです。
大腸の反射点は解剖学的に言うと、腸脛靭帯と呼ばれる太ももの横から膝まで縦に大きく伸びる靭帯のやや前方にあります。
つまり、大腸の問題が腸脛靭帯に悪影響を及ぼし、その結果下肢かO脚気味になり、膝の内側に負担可くるのです。
さらには腓骨という脛の骨の外側にある骨が下に下がりやすくなり、その結果足首も動きづらくなり、膝の痛みに拍車をかけます。
そして、この内臓性の腓骨のズレは腓骨のみ施術しても元に戻りやすく、非常にやっかいです。
このような場合、大腸にしっかりと手を施す事が大事になります。
内臓の反射が影響する膝の痛みは、筋骨格だけ治療してもすぐに戻りやすいです。
何が根本的な問題かしっかりと見極める事が大事になります。