慢性の肩こりと副腎の関係…船橋市のオステオパシー整体

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千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。

 

ガチガチの肩こりがなかなか良くならない。

そんな人の中には副腎が関係している人がいます。

 

副腎とは自律神経の内、交感神経を亢進させる臓器です。

 

副腎が過活動になるとアドレナリンが血中に放出されて、全身の交感神経が優位に働くようになるんですね。

 

そうなると、ストレスに対して身体は

◯筋肉を緊張させる

◯血管を収縮させる

などの反応を示すようになります。

 

皆さんも過度に緊張すると肩が上がってくると思いますが、あれも交感神経が優位になった時の身体の反応になります。

つまり副腎が過活動すぎると肩がガチガチになって来るんですね。

 

さらに血管も収縮するので、緊張した筋肉に血も流れないわけですから、余計筋肉は固くなっていくのです。

この状態になると肩の筋肉を緩めても、副腎の活動が沈静化しなければ、また肩が固くなってしまいます。

 

このような場合、副腎の過活動状態を抑制する事が大事になります。

 

副腎の過活動を抑制するには

◯カフェインを避ける

◯甘いものを避ける

◯水をたくさんとる

 

この3つは最低限守ってもらいたいです。

仕事、家事、勉強が忙しく、バリバリに頑張っている人ほど、カフェインを取りすぎたり、甘いものを間食したりします。

 

また、お茶やコーヒー、ジュースなどで水分を補給しがちなので、水を摂取する事をほぼしません。

 

そのような生活をしていると、副腎が過活動になり交感神経が亢進し、肩がガチガチになってくるんですね。

 

そこで、上記の3つを守ってほしいのですが、カフェイン、甘いものは交感神経を亢進させやすいもの、水は交感神経を抑制してくれるものとして認識してもらうといいと思います。

 

また、手技で副腎の活動を抑制するのも有効です。

 

副腎が過活動する人は胸椎の9番、10番、また付随して胸椎の1番や腰椎5番の調整が有効な場合があります。

 

また、副腎を活性化する脳下垂体視床下部へのアプローチ、解剖学的に見れば副腎を乗せている腎臓の調整も有効です。

副腎が過活動になると、ちょっとしたストレスでもすぐ肩がこるようになります。

 

でも、そのような人でも副腎の過活動が抑制されれば、肩の緊張が改善する、または戻りづらくなる可能性があります。

 

身体を手技により変えてもらい、さらに栄養面からも自分を見直していく事が、副腎由来の肩こりにはとても大事になってきます。

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