正座での膝の痛みについて・・・船橋市のオステオパシー整体

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そして、正座は膝に負担をかける動作の一つです。

 

正座により、膝の血流が阻害され、筋肉も硬くなるからです。

 

特に膝が痛む人はこの動作ができない方が多いです。

 

ただ、膝の変形が進んでいる人や、靭帯や半月板の損傷がある方は難しいかもしれませんが、筋膜由来で、痛みが発症している人は、正座の動きが改善する可能性は十分にあります。

 

今回は正座での膝の痛みについてお話をします。

<目次>
・正座で膝が痛くなるメカニズム(筋膜由来)
・なぜ膝裏の筋肉が緊張するのか?
・まとめ

 

 

正座で膝が痛くなるメカニズム(筋膜由来)

正座の痛みには膝の裏が関係しています。

 

特に大きな膝への外傷もないのに、突然正座で膝に痛みが発症する場合があります。

 

そのような方は膝の裏にしこり用の硬さがあることが多いです。

 

膝の裏は太ももの後面の筋肉、ふくらはぎの筋肉、そして膝を固定するために必要な膝窩筋と、多くの筋肉が交差します。

 

これらの筋の緊張にアンバランスが生まれると、膝の裏にしこりができ、それが正座をするときに「ひっかかって」痛みを発するようになります。

 

 

なぜ膝裏の筋肉が緊張するのか?

これらの下肢後面の筋肉の緊張はほとんどが腰筋という、腰椎前面から股関節につく筋肉の緊張により発生します。

 

腸骨筋などの腰筋の緊張の影響とその治療例

腰筋が緊張すると、反対側の下肢後面を緊張を生みます。

この腰筋の緊張がおさまれば、連動して出ていた下肢の後面の緊張もおさまります。

 

これだけでも、劇的に正座の痛みが改善する方もいらっしゃいます。

 

また、膝の動きが正常なのに、股関節が硬いために正座ができない方もいます。

 

このような方は股関節周辺の筋にアプローチをすると、良い結果につながることが多いです。

 

 

 

まとめ

このような姿勢の方は要注意です。

正座での膝の痛みが腰筋の影響ならば、腰筋を緊張させる姿勢を普段していることに留意しなければなりません。

 

腰筋は股関節を曲げる筋肉ですので、普段座って作業をする方は要注意です。

 

治療で良くなってもそのような態勢をとると、腰筋がまた緊張する可能性がります。

 

時々立ち上がったり、脚の屈伸運動をしたり、腰筋が硬くならない工夫が必要となります。

 

普段からの心がけも、治癒には重要なのです。