石灰沈着の肩の痛みでやってはいけない事・・・船橋市のオステオパシー整体

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船橋市のオステオパシー整体、かげん鍼灸院・整体院の坪井です。

五十肩と間違えられる方の疾患として、石灰沈着性腱板炎という症状があります。

 

この症状は文字通り、肩周辺の筋肉に「石灰」、つまり骨と同じような組織が沈着し、肩の痛みや可動制限を伴う症状です。

 

痛みが出たばかりの急性期では肩が腫れ、動作時痛だけでなく、夜寝れないほどの激しい痛みを肩に感じます。

慢性期では、可動域制限と動きに伴う痛みが特徴的になります。

 

症状だけ見るとほぼ「五十肩」と一緒なのですが、一番の違いは筋に石灰という本来あり得ないものが筋にこびりついていることです

 

石灰沈着した部分は非常に弱く、痛いのを我慢して使い続けると筋が断裂し、さらに重篤な症状に移行する事もあります。

 

だから、まず痛みを我慢して肩を動かすことは避けた方がいいのですが、その他にもこの症状になった時、気を付けなければならない事があります。

 

今回は石灰沈着性腱板炎でやってはいけない事をお話いたします。

なぜ石灰沈着が起きるのか?

この症状が起きる場所は回旋筋腱板、またの名をローテーターカフと呼ばれる筋肉で、肩関節を安定させる筋肉です。具体的には棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の事です。

肩甲骨の関節窩をおおうように回旋筋腱板がついています。

これらの筋肉は、可動域が大きく不安定な肩関節を補強する重要な役割があります。その分、肩関節の周辺を覆うように密着してついているので、肩のアライメントが崩れると骨の骨の間で筋がこすれるような形になりやすいです。そうなると、過剰な刺激に誘発され、その部分に石灰が沈着します

 

そして、石灰が沈着した部分の周辺の組織の神経が刺激されたり、血流が阻害されたり、

もしくは石灰沈着して弱くなった筋線維や筋膜が傷つき、痛みが出てくるのです。

 

このように石灰化は組織に刺激が加わり続ける事への過剰反応です。

 

だから、石灰沈着性腱板炎の痛みを改善したければ、まず、刺激を加えないようにすることが大事になります

石灰沈着性腱板炎でしてはいけない事

先ほども言いましたが、この症状は石灰化の部分に刺激を加えない事が大切です。

 

そこで大事なのが、この症状を治そうとして接骨院や整体、マッサージ、鍼に行ったとき、

肩が痛いからと言って、患部を強くもみほぐしたり、石灰化の部分に鍼を刺すことを要望しない事です

 

知識のある先生なら、それはするべきことではないと説明があるとは思いますが、そうでない先生や、医療知識の少ないリラクゼーション系の施術所などでは、あなたの要望を受け入れて、痛い所に手を施してしまうかもしれません。

 

そんなことをすれば、石灰沈着の部分はより刺激を受け、痛みが悪化、もしくは石灰沈着がさらに進行する可能性もあります

 

だから、いくら痛くても患部に手を加えることは避けるべきなのです。

 

石灰沈着性腱板炎で痛みから解放されるには…

 

では、石灰沈着性腱板炎の痛みを良くするには何をしたらいいのでしょうか?

 

この症状は肩に負担をかけなければ、自然治癒で石灰が体内に吸収されてなくなるか、石灰があっても痛みがなくなる場合がほとんどです。

整形外科では、痛みを改善するために消炎鎮痛剤や局所麻酔注射をしたり、針を刺して腱板から石灰を直接取り除くこともます。

 

でも、整形外科では痛みを取り除く事が優先なので、中には痛み消えても肩の可動制限が大きく残ってしまう事があります

 

そうなれば、日常生活は不便ですし、動きの悪くなった肩関節を発端に体のバランスがさらに崩れ、新たな症状が出てくる可能性もあります。

 

そのような事を避けるためにも、また、痛みから早く解放されるためにも、やはり、整体により「体を整える」ことは必要になってくるのです。

なぜ石灰沈着性腱板炎に整体やオステオパシーが必要なのか?

なぜ石灰沈着性腱板炎に整体が必要なのでしょうか?

 

それは、石灰沈着の部位を刺激から解放するためです

 

考えて頂きたいのですが、石灰沈着性腱板炎は突然起きるのでしょうか?

 

そうではなく、肩周辺のアライメントが「石灰沈着が起きやすい」状態になることにより、腱板が過剰な刺激を受けて発生するのです。

石灰化のメカニズム

だから、腱板に負担が来ないようなアライメントに体を戻してあげれば、石灰沈着の起きた箇所への刺激も軽減し、痛みから解放されていくのです。

 

特に肩が前に出る「巻き肩」の人は、肩を横に挙げる時に肩甲骨と肩関節の間で腱板が挟まるような形になりやすいです。

 

そのような形は肩関節だけの問題でなく、

肘関節、手関節、鎖骨や肋骨、胸椎、骨盤、足関節や胸や背中、ふくらはぎの筋膜など、体中の骨格や筋膜の歪みや位置異常によって引き起こされます

 

また、石灰の吸収を早めるためにもリンパ循環を促進する必要もあります

 

だから、肩のみに施術を行うのではなく、全身を広い視野でみる必要があるのです

 

もし、あなたが石灰沈着性腱板炎で悩んでいるのでしたら、身体全体を見て痛みの原因を探す先生に診てもらう事をお勧めします。

 

当院で行うオステオパシーも医学的根拠に基づき体全体のバランスをみて、施術を行っています。

 

石灰沈着性腱板炎でお困りの事がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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