千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
よく肩、肘、手の痛みに対して施術をしていて、「何で良くなるの?」と不思議に思われるのが背骨へのアプローチです。
整体=背骨の調整というイメージもある人も多いと思いますが、
実際に背骨は肩や肘、手の痛みを良くする上で非常に大事な要素です。
では、なぜ背骨が肩、肘、手の痛みに大切なのでしょうか?
その理由の一つとして交感神経が大きく関わってきます。
背骨と交感神経の関係
背骨の中でも胸椎は交感神経が出ている背骨として非常に重要な箇所です。
背骨が歪むと交感神経に異常が出ます。
例えば、胸椎が歪む事により、消化器系や泌尿器系の機能が抑制されたり、逆に心肺機能が亢進しすぎて動悸や息切れが起こることがあります。
交感神経と上肢の関係
特に交感神経の中で肩、肘、手の痛みと大きく関係するのは、胸椎2番〜8番より出る神経です。
なぜなら、胸椎2番〜8番より出る交感神経は上肢の血管収縮を促します。
つまり、胸椎2番〜8番までの交感神経に問題が起こると、上肢の血管が収縮する事により血の流れが悪くなり、痛みが生じるのです。
血行不良で痛みが出る事に疑問を持つ人は、足が正座でしびれたり、痛くなった時の事を思い出して頂けると良いと思います。
あの現象は血が行かなくなった事により起こります。
それが肩、肘、手にも起こってしまうと思って下さい。
背骨を調整したいけど、ボキボキが怖い…そんな人のために
以上のように背骨の歪みは交感神経を通して、肩、肘、手に痛みを発生させる可能性があります。
だから、背骨の調整をすればそれらの痛みから解放される可能性もあるのですが、ただ、背骨の調整はボキボキするので怖いと思っている人も多いようです。
でも安心して下さい。
当院ではオステオパシーの手技を使って背骨をボキボキしなくとも、的確に調整する事ができます。
骨に負担もかけないので、ご高齢の方でも安心して受けて頂く事ができます。