千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
腰痛の方の悩みの一つに「戻り」の問題があります。
それはその時は良くなったけれども、すぐに症状が再発してしまう事をいいます。
特に腰痛の方に多いのですが、マッサージ、リラクゼーション、接骨院、整体など、いろいろな所に通ったけれども大きな改善に至らなかった、そんな人に戻りの現象が多いです。
戻りにはいろいろな原因がありますが、その中でも特に多いのが背骨の問題です。
特にオステオパシーでtype2と呼ばれる、独特な背骨の歪みが戻りの原因になることが多いです。
では、type2とは一体どんな歪みで、なぜそれがあると痛みが再発しやすいのでしょうか?
type2とは?
そもそも背骨の歪みを矯正すると言っても、どこを矯正しているのでしょう?
整体によって様々ですが、オステオパシーではtype2と呼ばれる特殊な背骨の歪みを重視しています。
通常、背骨の運動というのは体が左に倒れると右に回旋するというように、側屈と回旋が逆方向で動いています。
しかし、大きく背骨が前に倒れたり、後ろに倒れたりする状態になると、背骨は回旋と側屈が同じ方向に起こるようになります。
このように骨の動きには2種類あるのですが、
前者の動きをtype1、後者の動きをtype2と呼んでます。
つまり、type2とは背骨が前や後ろに倒れた時の動きになるのです。
そして、このtype2の状態で背骨が動かなくなると、そこは背骨の動きが障害されて場所となり、オステオパシーの施術対象となります。
なぜtype2が重要なのか?
では、なぜこのtype2が重要なのでしょうか?
例えば、前に倒れた状態で背骨が固まったとします。
そうすると前には体が倒しやすいけど、後ろに反れないと言う現象がおきます。
また、背骨が後ろに傾いたまま固まってしまうと、今度は後ろに倒れやすいけど、前にかがめない状態が出来上がります。
このように、type2の歪みは前後の動きに大きな制限や痛みを発生させる要因となりえるのです。
そうすると前にかがめない腰痛や、後ろに反れない腰痛の原因となります。
type2と戻りについて
type2のやっかいなのはtype1とは違い、個々でしっかり矯正しないと、歪みが整復しないと言うことです。
type1に関しては、背骨を揺らしたり、マッサージをしたり、あるいは歩いただけでも歪みが調整される場合があるのですが、
type2は通常の背骨の動きから逸脱した状態となっているので、運動や軽い調整では矯正されづらい歪みになってしまっています。
だから、マッサージや整体を受けたけれども、痛みがまたぶり返すのは、type1の歪みのみが改善されたために一時的に痛みが和らいだだけで、根本的な解決に至っていない可能性があります。
もしあなたが繰り返し腰痛でお悩みなら…
もし、あなたが
・マッサージや接骨院によく行く
・でも症状がすぐ戻る
・よくよく考えると、背骨を個々で調べて治療してもらってない
と言うのなら、オステオパシーを使う先生の所で施術を受けることをオススメします。
オステオパシーでは、ボキボキしなくても背骨を矯正する手技が数多く存在するので、ボキボキが怖い人や、骨粗鬆症の高齢の方でも安心して受けて頂く事ができます。