西船橋オステオパシー かげん鍼灸院・整体院です。
以前、「ぎっくり腰を治す方法」のお話の時、爪楊枝で手首をつつくと良いというお話をしました。
これは自律神経をコントロールし、交感神経を抑制することにより痛みを抑えるのに役に立つのですが、この爪楊枝の刺激が実は鍼治療の代わりになります。
急性の症状には鍼が功を奏する事も多いですが、とがったものでつつく刺激でも鍼と同じような効果を得れます。
今回は自分でできる鍼治療を紹介いたしします。
<目次>
・刺さない鍼の効果
・刺さない鍼のやり方
・まとめ
・刺さない鍼の効果
・刺さない鍼のやり方
・まとめ
◎刺さない鍼の効果
そもそも刺さない鍼はどのような効果があるのでしょうか?
とがったもので皮膚をつつくという行為は、「痛み」の刺激になります。
この痛み刺激は一時的に交感神経を優位にします。しかし、そのリバウンドで交感神経の興奮が減弱し、結果交感神経が抑制されることとなります。
特に痛みのある所は交感神経が亢進しています。このような刺さない鍼でつつくことにより、痛みを緩和できるのです。
◎刺さない鍼のやり方
患部をつつくのも効果がありますが、交感神経が出る背骨の両側に沿って上から下につついていくのも効果的です。
しかし、背骨は自分でつつくには難しいです。
そこで、手や足の爪の際をつついてあげます。
ここは「井穴」と言って、重要なツボで自律神経のバランスをとるのに重要なツボです。ここを刺激することにより、痛みだけでなく、自律神経系の症状にも効果があります。
◎まとめ
紹介した方法は自分でできるしお手軽です。
爪楊枝、シャープペンの先など、とがっているけど刺さらないものなら何でもOKです。
日ごろの健康管理にぜひお試し下さい!