千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
頭痛の原因にも様々な理由がありますが、
その一つとして挙げられるのが硬膜です。
硬膜とは頭の中にある膜で、
①脳や脊髄を覆う膜
②頭蓋骨の内側を覆う膜
③中に頭の大きな静脈を通す膜
として知られています。
硬膜がなぜ頭痛の原因になるのかというと、
硬膜の中には頭痛の原因となる神経や血管が走行するため、
硬膜が硬くなるとそれらが刺激されて痛みが発生するからです。
特に頭の知覚を司る三叉神経が刺激されると、頭痛につながりやすくなります。
また、硬膜には大きな静脈が通るという話もしましたが、
硬膜が硬くなると静脈の流れも悪くなるので、
頭から血が排液されず、うっ滞しやすくなります。
その結果、頭部の圧力が上がり、頭痛が出やすくなります。
この硬膜は、事故などの衝撃で激しく体が揺さぶられる時、脳や脊髄を守るために一瞬にして緊張して硬くなります。
また、ストレスでも硬くなります。
皆様も仕事に集中したり、イライラすると眉間にシワがよると思いますが、
あの状態は眉間に向かって硬膜が引っ張られている状態です。
この状態が続けば、硬膜は眉間に向かって引っ張られる形で硬さが固定化されるわけです。
このように頭痛の原因となる硬膜ですが、
徒手療法で緩める事は可能です。
特にオステオパシーや頭蓋仙骨療法では、硬膜の調整を行っています。
この他にも頭痛には背骨、骨盤、頭蓋骨、内臓、自律神経など、たくさんの要素が関係しています。
もし、頭痛にお困りのようでしたら当院までご連絡くださいませ。