千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
先日、左脇と右胸の痛みを訴える方がいらっしゃったのですが、
この症状はある内科的疾患が関わっていました。
特に左脇の痛みがある人は要注意なのですが、もし、同じような痛みに悩んでいる人がいたら今回の記事が参考になると思いますので、読み進めて頂ければと思います。
左脇の原因不明の痛みの原因とは?
左脇が痛いというと、何が原因となりうるかというと、疑わしいのは肋骨です。
脇には肋骨の側面部分があります。
確かに肋骨のズレで脇腹に痛みが出る人もいるのですが、
もし皆様の中で、整体院で骨格や筋肉を調整してもらっても症状があまり変わらなかったと言うのなら、おそらく内臓が怪しいです。
では、どの内臓に問題があるのでしょうか?
少し体の事に詳しい人なら、左の脇が痛いと聞くと心臓ではないかと思う人も多いと思います。
確かに心臓は左側の胸や背中の痛みの原因となりうるのですが、
今回原因となっていたのは
胃と食道の移行部、噴門と呼ばれる位置です。
この噴門は胃の入口で、必要に応じて閉じたり開いたりしているのですが、
この噴門の筋肉が硬くなり機能しづらくなると
第4肋骨がズレる事があります。
ちなみに心臓に問題があるときには第4肋骨がズレるのは稀です。
今回の例も噴門の機能異常により左の脇腹が痛くなってました。
では右の胸の痛みはどうして?と思われるでしょうが、
噴門に問題がある人はもれなく肝臓の問題も一緒に発生しています。
今回のケースも右胸の痛みは肝臓由来の痛みでした。
そして、ここが重要なのですが、
このような症状が出ている人は逆流性食道炎に移行する可能性が高いです。
噴門の機能異常は逆流性食道炎の原因でもあるので、早めに調整を行い、逆流性食道炎に移行しないようにすることも大事です。
もし、今回のケースのように左胸の脇が痛い人は当院までご相談頂ければと思います。