千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
ここの所、ぎっくり腰や、急に股関節が痛くなった、脚が重い、頭が痛いなどの症状の患者様が増えています。
この時期は雨や湿気で気圧も乱れ、その事が症状に大きく関係しています。
でも、この梅雨時の症状はいったい何が原因でこのような症状が起きやすくなるのでしょうか?
それは、体の奥の奥の膜組織が関係しています。
梅雨時に体に何が起こるのか?
梅雨時になると硬膜という膜組織が硬くなります。
硬膜とは脳の最外層を覆う膜で、脊髄も覆う膜です。
この膜は頭蓋骨の内側や、頚椎の2番、3番、あと仙骨に貼り付いています(最近では、背骨全部に連結があるとも言われています)。
だから、硬膜がねじれると、背骨も歪みます。そして、その歪んだ体を筋肉が支えきれなくなるので、ぎっくり腰や急な痛みが出やすくなるのです。
しかも、硬膜には三叉神経という頭の知覚神経も通るので、頭痛も起こりやすくなります。
それでは、なぜ硬膜が硬くなるのか、それを簡単に説明するとすれば、髪の毛が湿気が多いと縮れやすくなりますが、
硬膜も線維なので、同様の事が起きると考えられます。
このように硬くなった硬膜が体に悪さをするのです。
硬膜の歪みを取るには
硬膜の歪みを取るには、仙骨や頭蓋骨などの硬膜が連結する部分にアプローチする事が重要になります。
さらに、硬膜の捻じれを増長させる横の構造物、横隔膜や骨盤隔膜、小脳テントなどに動きを付けて行くことも大事になります。
梅雨時に硬くなった硬膜をそのまま放っておくと、すぐ気圧の変化で不調が出るようになってしまいます。
だから、今の内にオステオパシーを使う先生の所で施術を受けることをオススメいたします。