運動への依存と痛みについて…船橋市のオステオパシー整体

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千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。

 

今回は運動への依存と痛みについての話です。

 

適度な運動は体に良く、健康な肉体と精神を与えてくれます。

しかし、それは運動が適度な場合であり、それを逸脱してしまえば健康を大きく損ないます。

 

例えば良くあるのが、ジムでエアロビクスに何本も出ているとか、ストレッチやヨガを頑張ってやっているのに、体が痛くなったとか、不調が出たというパターンです。

 

このような方の中には過去に運動により痛みが良くなったという成功体験がある人が多いのですが、その成功体験があるが故に運動こそ正義という思考に走りがちで、必要以上の運動を体に強いてしまっています。

 

 

正しい運動をしていれば軸の強さは保たれるのですが、このような人は軸の強さを検査するとほぼほぼ100%の確率で軸が弱いです。

 

これは過剰な運動が軸を弱くして、その弱い軸のまま運動を行っているので、余計に患部に負担がかかり、痛みが良くならない、もしくは強くなる状態を作り上げてしまっているんですね。

 

このような人はまず、休む事が大事です。

 

単純に考えて過剰な運動にエネルギーをもっていかれたら、体を治すためのエネルギーは枯渇します。

 

つまり過剰な運動が治癒力を奪っているのです。

 

だから、まず運動を休む事が大事です。

 

 

もちろんスポーツ選手や運動に携わる仕事をしている人なら、それも難しい状況もあると思いますが、一般の人で運動が必ず必要というわけでないのなら休む事が必要です。

 

でも、昔は運動で体が良くなったからやめられないと思うかもしれませんが、そのような方は昔と今の身体は別人である事、そして、その運動を行う事によって自分自身を痛めつけた結果が今の痛みである事を認識すべきです。

 

 

私自身も運動を続けていて、その楽しさを知っているので、運動を手放せない気持ちもとてもわかります。

 

しかし、この先少しでも長く楽しく運動したいのでしたら、まずは自分の身体を労り、休ませる事を大事にして頂きたいです。

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