千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
機能性ディスペプシアの症状の重さは様々ですが、中には話すのも気持ち悪くなってしまったり、口の中が乾いてしまう人もいます。
そのような方に比較的有効な手段として、脳脊髄液にアプローチする方法があります。
この方法を行うと少なくとも一時的にでも、上記の症状がおさまる事があります。
脳脊髄液とは?
脳脊髄液とは、脳や脊髄の周辺を満たしている液体です。
脳にある脳室という所から産生されるのですが、これらの液体は中枢神経を保護したり、栄養したりする役目があります。
脳脊髄液の調整がなぜ効果的なのか?
では、なぜ脳脊髄液の調整が機能性ディスペプシアに有効なのでしょうか?
脳脊髄液は脳が正常に作動していれば産生されるものなのですが、脳の機能が低下している状態では、産生能力が低下します。
つまり、脳脊髄液の産生能力を見れば、脳が元気か元気でないかがわかるのです。
ちなみに機能性ディスペプシアの人は自律神経が大きく乱れ、脳自体が機能低下をしているので、検査すると脳脊髄液の流れも低下しています。
そこで、脳脊髄液の調整をすると脳の機能が活性化するので、自律神経が整い、機能性ディスペプシアの症状が改善するのです。
脳脊髄液の調整とは?
脳脊髄液の調整では、脳脊髄液が産生される脳の側脳室、第3脳室、第4脳室を調整します。
特に重度の機能性ディスペプシアの人は側脳室に問題がある人が多いです。
頭の調整は熟練が必要で、特に脳脊髄液の調整は経験の浅い人が行うと、逆に脳脊髄液の流れを妨げてしまう人もいます。
もし、施術を受けるのなら、よく訓練されたオステオパシーの先生の元で施術を受けて頂く事をオススメします。