西船橋オステオパシー かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
最近はデスクワークの方が圧倒的に多く、背中が丸まる人、猫背の方が増えています。
このような姿勢の方は、腕を前に出して使う事が要因で、
肩が前に出て、肩甲骨も前に出て、背中が丸くなるという負の連鎖が起きてきます。
この時、酷使されるのが胸の筋肉。
胸の筋肉は腕を前に出したり、肩甲骨を前に押し出したりします。
これらの筋肉ばかりが普段の仕事で緊張してくると、猫背の完成です(>_<)
この猫背を解消するためにやるべきことは、胸の筋肉を緩めることが大事なのですが、
それと同時に背中の筋肉を鍛える必要があります。
なぜなら、胸がゆるんで姿勢が良くなってもそれを支える物がなければ、もとに戻ってしまうからです。
そこで、今回は背中の筋肉である広背筋のエクササイズを紹介します。
広背筋は上腕の骨から、骨盤や背骨に付く筋肉で、
肩甲骨を背骨に向かって引き寄せ、下に下げる作用があります。
この筋肉が上手に使えるようになることで、胸を張った良い姿勢が維持できるようになり、
肩こりの予防にもなります。
まずは、背筋を伸ばして椅子に座ります。
そのまま、体側に沿って肘を伸ばして手をつきます。
この時、肩甲骨は軽く寄せた状態にして置きます。
そして、肩甲骨を引き下げるようにしながら、肩を落としていきます。
この時、体が少し持ち上がってもいいです。この状態で5秒キープします。
そして、ゆっくり3秒かけて力を抜きます。
この時、体の力は完全に抜かず、筋肉のテンションは維持しておくようにしましょう。
これを5~10回を2~3セット行います。
筋肉は細胞の入れ替え時期など考えると、最低でも3か月は持続しないと目に見えた効果は出ません。
また、仕事がデスクワークの方は、体の癖がつきやすいので地道な努力が必要になってきます(;´∀`)
でも、やれば必ず結果が出ます(^▽^)
痛みが出るようなら無理して行わないようにしてください。
無理せず焦らず、継続しましょう。