千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
今回は耳鳴りについてですが、耳鳴りがある人に比較的共通する所見があります。
その所見とは頭皮のむくみです。
耳鳴りの人の頭を触るとむくみがあることが多く、そのむくみが取れると耳鳴りがおさまる傾向にあります。
ではなぜ、頭皮のむくみと耳鳴りが関係するのでしょうか?
リンパと聴覚
耳は外耳、中耳、内耳と別れていますが、この中でも内耳はリンパと関わりが深いです。
わかりやすく言えば内耳にある聴覚器官の中はリンパ液で満たされています。そこに音が伝わる事により、耳は内耳神経を通して音を認識する事ができます。
だから、このリンパ循環に何か不調があると、音を伝える能力に影響が出て、耳鳴りが発生しやすくなります。
頭皮のむくみと耳鳴り
でも、リンパ循環の不良は耳の中、内耳に起これば耳鳴りに影響するけれども、
頭皮のむくみはあくまで耳の外側のリンパ循環の不良なので、耳鳴りに直接関係ないのではないかと考える人も多いと思います。
でも、頭皮にむくみが出ていると言う事は、そのリンパ液の出口付近の流れが悪くなっている可能性があり、その出口は耳の中と外も同じです。
特に、耳たぶの後ろにある出っ張った骨、乳様突起という部分の辺りには頭のリンパ液が集まる場所があり、ここの循環が停滞すると、頭皮や耳の中のリンパ循環にも影響します。
頭皮がむくんでいる耳鳴りへの対処法
このように耳鳴りがある人に頭皮のむくみがある場合は、頭皮のむくみをとるように施術を行うと耳鳴りが改善する傾向にあります。
頭皮のむくみが良くなると言うことは、頭のリンパ循環の出口が解放されたことを表すので、耳の中ののリンパ循環も改善され、耳鳴りもおさまってきます。
それにはリンパ循環の経路を把握していないといけないですが、耳鳴りを良くする一つの有効な手段と言えます。
もし、あなたが耳鳴りで悩んでいるのでしたら、オステオパシーを使う先生はリンパ循環を熟知していますので、一度ご相談して見ることをオススメいたします。