千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
今回は機能性ディスペプシアと胸椎の関係です。
機能性ディスペプシアに限らず、胃の症状には関連が深いお話です。
胃と胸椎
胸椎は背骨の中でも非常に内臓と関連が深い場所になります。
なぜなら、胸椎からは交感神経が出ているからです。
交感神経は自律神経の一つで、交感神経は胃に関しては抑制的に作用します。
だから、もし胸椎に問題があり交感神経が刺激されると、胃の働きが抑制され胃にまつわるいろいろな不調を起こす可能性があるのです。
胃と関連のある胸椎とは?
では、胃と関連のある胸椎とはどこなのでしょうか?
それは胸椎の5番~9番。肩甲骨の真ん中くらいの高さから、ちょうど剣状突起と呼ばれる胸骨の下の出っ張りの高さににある胸椎がそこにあたります。
胸椎を利用したセルフケア法
特に胃の場合はその左側に問題が出やすく、胃の不調がある方で、もし胸椎の5番から9番の左側の筋肉の緊張が強かったり、ぶよぶよしていたり、押すと痛かったりしたら、そこをマッサージしてみてください。
ボールを当ててもいいですし、ストレッチポールを当ててもいいですし、100円ショップにあるような孫の手を使ってもいいです。
症状が軽減する可能性があります。
皆様も是非お試しください。