千葉県船橋市にオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
前回、なかなか良くならない五十肩に交感神経の緊張が関係しているというお話をしました。
肩の痛みが長いと、体がちょっとした肩への刺激にも敏感になり、無意識に緊張しやすくなる事があります。
このような身を守る反応は自律神経の一つ、交感神経により起こります。
ですからこの場合は、自律神経を調整し、亢進し過ぎた交感神経を抑制してあげればよいのです。
では、実際にどのように調整すれば良いのでしょうか?
今回はご自分で簡単にできる方法をお伝えします。
まず用意するのは爪楊枝やシャープペンシルなど、刺さらない程度に先が尖ったものを用意します。
そして、その先の尖った部分で、手の指の爪の際の両方を、親指から小指まで息を吐きながらにツンツンと細かく早く刺激します。
指の爪の際の所は東洋医学では井穴と呼ばれる大切なツボで、自律神経を整えるのに非常に有効です。
前回紹介した患者様もそうでしたが、
交感神経の影響で五十肩の症状が長く続いている方は、この方法で肩の動きがとても良くなる事があります。
是非お試しくださいませ。