頭痛に対するオステオパシー(吐き気を伴う症状について)・・・船橋市のオステオパシー整体

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痛の中に「吐き気」を伴うものがあります。

 

痛みだけでなく、気持ち悪さも伴う嫌なものです。

 

いろいろな整体に行ったけれども改善しなかったというお話も聞きます。

 

なぜ、このような頭痛が改善しづらいのでしょうか?
それは、この問題が自律神経や内臓と絡んだ複雑なシステムにより発生するからです

<目次>
・頭痛と副交感神経の問題
・なぜあなたの頭痛は治らなかったのか?
・まとめ

 

頭痛と副交感神経の問題

吐き気のする頭痛の要因として挙げられるのが、副交感神経の問題です。

 

特に頭痛に関連する副交感神経は、「迷走神経」という神経です

迷走神経は内臓をコントロールしています。

 

迷走神経は頭部から出て、内臓を支配する神経として知られています。

 

ただ、迷走神経についてあまり知られていないことがあります。

 

 

それは「迷走神経」と「頭の知覚神経」は構造的に連結という事です。

 

 

つまり、内臓に問題があると迷走神経を介して頭の知覚神経が刺激され頭痛を引き起こす可能性があります。

 

また、頭の痛み刺激が知覚神経を介して迷走神経を刺激し、内臓に問題を起こすこともあるのです。

 

吐き気を伴う頭痛は、このようなシステムから発生します。

 

 

なぜあなたの頭痛は治らなかったのか?

吐き気を伴う頭痛を抑えるには、その頭痛が内臓由来なのか、神経が通る頭頸部の問題なのかを、見極める必要があります。

迷走神経は後頭骨と側頭骨の間を通り、頭から出ていきます。

頭頚部付近で神経の通り道が塞がれていることにより発症する症状ならば、頭蓋骨や頸椎の1番、2番の治療が必要となります。

 

内臓性なら、原因の内臓の機能バランスを改善すると症状は軽減します。

 

このように、吐き気を伴う頭痛でも、原因によって治療の方法が違うのです。

 

もし、あなたが行った整体が筋骨格のみのアプローチしかしていないのなら、原因は他に隠れている可能性があります。

 

また、このような頭痛は頭痛薬による胃や肝臓への負担がが迷走神経を刺激し、さらに頭痛を引き起こす原因ともなります。

 

薬に頼るのも要注意なのです。

 

薬は内臓に負担を与え、頭痛を増長する可能性があります。

 

 

まとめ

頭痛は同じ症状に見えても、その原因も同じとは限りません。

 

何が頭痛の問題かを見極める目が必要となります。

 

特に吐き気のような内臓症状が絡んでいるものはなおさらです。

 

 

もしあなたが頭痛でお悩みなら、お気軽に当院にご相談くださいませ。