千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。

 

トラウマやショックが体に与える影響は大きく、それにより本人も「?」と思うような不調や痛みが出る事があります。

 

このような症状は事故や大怪我後に起きる事が多いです。

 

これは事故や大怪我のトラウマやショックのせいで一部の筋肉の出力がオフの状態になり、筋力が上手く発揮できないために起こる現象です。

 

例えばネズミは猫などに捕まると動かなくなる事があるのですが、これは脅威に対して体がフリーズした状態です。

 

このような体の反応が、事故や大怪我のような脅威に晒された時に体の一部に発生し、その結果その部分は動かない=筋力がオフの状態となるのです。

 

体の一部に力が入らないと、それを代償しようと別の部分が頑張って動くため、その頑張った部分は疲弊して痛みを出しやすくなるし、

さらに筋力が低下すると姿勢も崩れるので、骨格に囲まれている内臓、神経系にも影響が出て、自律神経系の不調も出やすくなります。

 

先日も1ヶ月前に手首を骨折してから、まっすぐ歩けなくなったという患者様の施術をしましたが、
その原因は右の大腰筋の筋力の低下でした

 

大腰筋は歩行の際に脚を引き上げたり、腰部、骨盤を安定させたりしています。

だから大腰筋が働かなくなると歩行に支障がでます。

 

この患者様は大腰筋を強くしたらまっすぐ歩けるようになったのですが、
この大腰筋が弱くなった原因は骨折した時のトラウマでした。

 

このようなトラウマやショックが関係しているような症状は、今回の患者様のようにすぐ回復する人もいますが、トラウマの出来事がだいぶ過去に遡ったり、他のトラウマが重なっていたりすると時間がかかる場合もあります。

 

ただいずれにしても治癒力を安定させるには3カ月以上はかかるので、最低3カ月は通われる事が再発を防ぐ意味でも必要だと思います。

 

もし、皆様の中で事故や大怪我の後の不思議な不調や痛みにお悩みでしたら、是非ご相談いただければと思います。

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