西船橋オステオパシー かげん鍼灸院・整体院です。
あなたはぎっくり腰になったことはあるでしょうか?
私も経験がありますが、ぎっくり腰になって整形外科、接骨院、整体院に行ける状態なら良いですが、それもままならないの状態の時は自分で対処するしかありません。
そんなもしもの時のために、今回はぎっくり腰になってしまった時の対処法をお伝えいたします。
ぎっくり腰にならない方が良いのですが、万が一の時、お役に立てればと思います。
・はじめに
・患部を冷やすか温める
・手首を爪楊枝でつつく
・自分で行う頭蓋調整
・まとめ
◎はじめに
次に紹介する処置はあくまでも応急処置で、症状を完全に治すものではないという事、全ての人がこれでよくなるとは限らないことをご理解ください。
でも、多くの方がこの処置で、ぎっくり腰からの回復を早められる可能性があります。
ただ、転倒、しりもち後にぎっくり腰についてなったり、足がしびれる、失禁するなどの症状がある場合は整形外科で見てもらうことをオススメいたします。
なぜなら、背骨の圧迫骨折や、重度の腰椎椎間板ヘルニアの可能性があるからです。
また、この処置をしている間に痛みが増幅するようなら速やかにおやめください。
あと、ぎっくり腰になったら、まず安静にすることが大事だという事は念頭に置いといてください。ぎっくり腰は普段頑張り過ぎているあなたを休ませるために、体が発したサインだと言う人もいます。
大体が3日休めば良くなってきます。
しかし、この現代社会でゆっくり休める方も少ないと思います。
そのような方は次の方法を試してみてください。
◎患部を冷やすか温める
ぎっくり腰には痛みの患部が炎症を起こしてなるパターンと、体の筋力バランスが崩れて発生するパターンがあります。
炎症の場合、患部は触ると熱いので、冷やすと良いです。
この時、氷水をビニール袋にいれて氷のうを作ると良いです。
冷やす時間は20分くらい。
その後10分休んでまた20分冷やしましょう。
また、筋バランスを崩した結果、ぎっくり腰が起きた場合は温めるとよい場合が多いです。
なぜなら、そのような場合の腰痛はたいてい、内臓の弱りがあるからです。
弱い内臓は冷えていることが多いです。
温めることにより、症状が軽減することがあります。
湯タンポやカイロも有効です。
しかし、温湿布はさけてください。温湿布は熱さを感じる成分が入っているだけで、実際に温める効果はありません。逆にその成分が皮膚を刺激して、余計に痛みが増幅することもあります。ご注意くださいませ。
このように炎症は冷やし、冷えには温める事が有効ですが、中には、自分はどっちのぎっくり腰かわからない・・・という方もいると思います。そんな時は冷やすか温めて気持ち良い方を選びましょう。
痛みには体に気持ち良いことが功を奏することが多いのです。
◎手首を爪楊枝でつつく
爪楊枝と言いましたが、シャープペンのような先の尖ったものなら何でも良いです。
手首の甲側の横シワの真ん中から指三本分くらい上辺りを、息を吐く時につついてみましょう。これを10回行います。

ここには自律神経を整えるツボがあり、そこを刺激することで、痛みの回復を促すことができます。
尖ったものでつつくのは鍼と同じ効果があり、自分で鍼治療を行っていることになります。
これは痛みの患部に行っても効果があります。
ただ、やり過ぎは禁物なので、不快感があったときはすぐやめましょう。
◎自分で行う頭蓋調整
仰向けで膝を立ててでも寝れるなら、厚さ五センチほどの本(辞書など)を枕にして寝てみましょう。
この時、後頭骨の出っ張りに本が引っ掻かかるように寝てみます。
もしこの時できるなら、膝を立てたまま右左と膝を倒してみたり、足の曲げ伸ばしなどをして、痛みの出る動きを確認しておきます。調整が終わった後の変化が分かりやすいと思います。
準備が出来たら、本に頭を乗せたまま5分~10分ほど寝てみてみましょう。それから、先ほどの痛みの出た動きを再度確認すると、痛みが軽減していることがあります。
これは脳脊髄液に働きかける手技を本を代用して行ったものです。
炎症を抑える効果があるため、患部の炎症がある方には非常に有効です。
◎まとめ
ぎっくり腰は突然訪れますが、対処が分かるだけでも「もしも」の時には非常に役立ちます。
ある程度動けるようになりましたら、医療機関や信用のおける整体に掛かることをお勧めします。
当院でもぎっくり腰には対応しておりますので、何かありましたらご連絡くださいませ。