千葉県船橋市のオステオパシー整体 かげん鍼灸院・整体院の坪井です。
今回はコロナ感染後の腰痛についてのお話です。
コロナ感染後に腰痛になる人は意外と多く、
その特徴は治りづらいこと、そして、一度良くなったと思ったら再発する事です。
中には3ヶ月くらいの間に3回くらいぎっくり腰を繰り返したという人もいます。
このような腰痛はなぜ発生したのでしょうか?
今回は、コロナ感染後の腰痛の原因の中で特に多いものと、その対策についてお話します。
コロナ感染後に腰痛になる理由
コロナ感染後の腰痛については原因はいろいろあるのですが、今回は特に多い2つについて紹介いたします。
まず一つ目に多いの横隔膜の機能障害です。
横隔膜は呼吸をするための筋肉です。
コロナ感染時に喉が腫れたり、咳が出たりと呼吸器系に影響がでて呼吸が浅くなると横隔膜はどんどん硬くなってしまいます。
横隔膜は腰椎の1〜3番に付着し、さらに腰痛の原因筋と言われる大腰筋に連結するなど、腰部に関連が深い場所と多くの繋がりがあります。
横隔膜が硬くなれば、当然上記の場所などに影響が出て腰痛になりやすくなります。
次に多いのは肝臓の機能障害です。
肝臓は免疫とも関係があるので、コロナ感染中は肝臓がとても頑張っています。
負担を受けた肝臓は動きが悪くなり、近接にある筋肉、横隔膜や大腰筋の動きも悪くしてしまいます。
その結果、腰痛を引き起こします。
コロナ感染後の腰痛を改善させるには?
以上が主な原因ですが、この状態になったらご自分でセルフケアをして完治させるのは難しい状態になっています。ですから、お近くのオステオパシーの整体院で施術を受ける事をおすすめ致します。
施術は紹介した2つの原因の他にも、基本的に肺を覆う肺胸膜付近に肺の炎症の影響が残りやすいので、胸郭へのアプローチも必要です。
この肺の炎症が腰痛を長引かせてる理由の一つでもあるのですが、肺の炎症の影響がある程度が改善するまでには多少時間もかかるので、何回かの施術が必要になります。
コロナ感染後の腰痛は早め早めの対処が必要!
コロナ感染後の腰痛は、何もせずに放っておけば治りづらいばかりか、横隔膜の硬さや肝臓の問題が固定化して別の症状が出てきたり、イライラややる気の低下、鬱症状など心理面での問題も発生しやすくなります。
ですから早め早めに対応した方が良いので、我慢せずに当院にご相談頂ければと思います。